引っ越しをしようと思っても、一体いくらかかるのか不安になったことはありませんか?
今回は入居費用の目安についてお話していきたいと思います。
どこでどのくらいお金が掛かっていくのかチェックしていきましょう。
◆入居するまでの費用はどのくらい?
さて、引っ越しをする上で気になるのが引っ越しの費用です。
最初にかかる入居の費用とはどのくらい掛かるものなのでしょうか?
その種類から見て行きましょう。
①敷金
原状回復費用に充てられるお金です。
家賃の遅れもなく、部屋も綺麗に使っていれば、退去時に余った分は戻ってきます。
基本的にはお家賃の1カ月分~2ヵ月分で決まる事が多いです。
②礼金
このお金は大家さんに「今後宜しく」というお礼金のようなものです。
敷金と礼金を間違いがちで、こちらは退去時に戻ってきませんので注意しましょう。
近年ではなしという物件もありますが、基本は1ヶ月分となっている事が多いです。
③前家賃
実際に入居する日からの最初の家賃を入居時に支払います。
基本一ヵ月分が必要です。
入居日が月の途中から入る場合、日割り計算となります。
④仲介手数料
借主と貸主の間に入って案内や契約手続きを行う不動産業者に支払う手数料です。
基本、家賃の1ヵ月分が必要です。
⑤火災保険
主に入居者が火事を起こしてしまった場合の大家さんに対しての保険です。
入居者さんの家財保険も含まれます。
一人暮らしで1.5~2万円、ファミリー物件で2~2.5万円ほどです。
⑥賃貸保証料
保証会社に支払うお金です。
基本はお家賃の半分~1ヵ月分となります。
この様に入居するにはこれだけのお金が掛かってきます。
実際には、お家賃の4~6か月分の費用が掛かるような形となります。
◆その他には?
この他にお金が掛かるとすれば、鍵の交換代や引っ越し代金が掛かってくるでしょう。
鍵の交換も実費なので、1.2~1.8万円程が相場と言われています。
任意なので替えなくてもいいところもあるようですが、前の住民が鍵を全て返却しているとは限りませんので変えた方が安心ですね。
あとは引っ越し費用ですが当然、荷物の多さや距離で金額も変動してきます。
一人暮らしの量であれば2~5万円、ファミリーですと5~15万円が相場の様ですね。
後はその引越し業者によって平均値が異なりますので改めて調べてみる方がいいですね。
◆最後に
家賃はもちろん敷金・礼金・火災保険料・賃貸保証料など、物件によって金額が異なるものはたいていネット上の物件概要や募集図面に書いてありますので、よく見るようにして確認しましょう。
もし、分からないことがあれば不動産業者の担当者に聞いてみてください。