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不動産購入で失敗しないためのポイントをご紹介

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不動産購入で失敗しないためのポイントをご紹介

カテゴリ:不動産購入(買いたい)

不動産購入を失敗しないコツ


不動産購入は人生の中でも大きな買い物です。
誰しもがいい物件を購入したいものですが、不動産を買うことに慣れてる人は少ないため、どうやって探せばいいか分からないという人もいるでしょう。
そこで今回は、不動産を購入してから後悔したということがないように、失敗しやすい人の共通点と失敗事例、そして成功するためのコツを考えていきたいと思います。
少しでも不動産購入の参考になれば幸いです。

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不動産購入に失敗しやすい人の共通点


まずは、どんな人が失敗しやすいか、その傾向を見ていきましょう。

■不動産購入と家電購入の違いが分からない人
家電はどこの店で買っても同じ商品が買えますが、基本的に買ったら価値が下がり消費していくものなので、少しでも安く買った方が得です。しかし、不動産は一つとして同じものはありません。資産価値が下がる物件、下がりにくい物件、安全性に不安がある物件もあるので安いものを買えばいいというものではありません。

■全く戦略をもってのぞまない人
物件の選び方、購入にきちんとした方針や戦略がなく、「これもいい」「あれもいい」と行き当たりばったりで、勝手に自分で盛り上がって買ってしまう方がいますが、そのような買い方では後々に後悔する事が起きてくる可能性があります。

■購入に際してきちんとした判断をする「ものさし」がない人
「こういった物件が出てきたら購入しよう」という自分なりの購入判断の「ものさし」があるといいです。物件を選定するにあたっての基準・尺度がないと、いざいい物件が出てきても、本当に買って良いかどうかを判断する事がなかなか出来ずに、買い逃すこともあります。

■安い物件に飛びつく「価格」と「価値」の違いが分からない人
資産価値が落ちづらく安全性もよい「価値」のある優良物件を無理せず購入できる力がありながら、怖がって予算を下げ、または他人の言葉に左右され、レベルを落とした物件に手を出してしまい、その結果、資産価値を大幅に下落させてしまう人は意外と多いものです。「価格」と「価値」は違うということを覚えておきましょう。

■家族で意見がまとまっていない人
土地付き一戸建てが好きなご主人様とマンションが好きな奥様、高層階が好きなご主人様と低層階が好きな奥様、都会が好きな奥様と緑が多い低層住宅地が好きなご主人様、職場との距離が近いのを好むご主人様と子供の環境を最優先で考える奥様など、夫婦でも好みががなり違うケースは実際によくあります。いい物件が出てきた時に意見が割れて購入のチャンスを逃すことがあります。

■細かすぎる人
ネットで書かれることや本などを熱心にチェックすることはとても良いことですが、全ての内容を満たそうとする人がいます。細かいことにこだわりすぎて、大切なことを見失う人がいます。あなたにとって大切なことは何か、事前に確認しておきましょう。

■「あれも欲しい、これも欲しい」というタイプの人
皆さん予算が決まっている中で「あれも欲しい、これも欲しい」という人がいますが、こういう人はやはりたくさん求めてしまう為、購入判断が遅れることによって、成功しにくいです。

不動産購入で上手くいっている人たちは、自分の本当に叶えたい希望を優先し、そうでないものは「捨てる」ということを行っています。「いいもの」を手に入れるためには、やはり選ばなければなりませんので、100%満足のものを求めない心がけというのも大切な要素です。

不動産購入の失敗事例3選


続いて、不動産購入の失敗事例をみていきましょう。

1.不動産購入後に「資産価値」が大きく下がってしまった
不動産購入後に一番ダメージの大きい失敗事例として「資産価値」に関するものです。
「資産価値=立地」と言ってもいいぐらい「立地」が重要だったりします。

不動産購入をされる際には気に掛けていただきたい項目ですが、意外と不動産購入後(マンション・戸建て)に転勤などをきっかけに不動産の売却や賃貸を検討される方が多くいます。そもそも不動産の購入前に「資産価値」の事を意識せずに購入をしてしまうと、いざという時に売却、賃貸で貸し出すのが難しい物件も多くあります。結果、転勤先での家賃などに加えて、管理費や修繕積立金、また固定資産税などの維持費がかかり続ける不動産の所有は避けなければなりません。

最近では主要都市を中心に不動産購入時より、価格が上昇しているといったケースも多くありますが、そもそもこのような例は特殊事例となり、これから住宅ローン金利等が上昇する事で不動産価格は下落していく事も考えられます。

資産価値の下がらない不動産を選ぶ際の一番重要なポイントは、不動産購入時に売り手目線で物件を選ぶということです。例えば、地域で有名、利便性も高い、付近に公的機関があるような不動産を購入する。また、人口も減っていないようなエリアの不動産であれば、転勤が発生しても、売ったり貸したりすることが容易です。

具体的に資産価値に影響する要素は以下の通りです。

・人気の高い「立地」に存在する
・駅から近い物件である
・最寄駅から交通インフラが整っている
・スーパーやコンビニエンスストアが近くにある
・再開発等で街が発展している など

2.「相場より高い金額」の不動産を購入してしまった
最近では不動産の価格が上昇しており、またテレワークの普及により、自宅で仕事をする方も増えました。その為、少しでも良い住環境に切り替えようと考える方が増え、不動産購入を検討される方が増えているように感じます。しかし、相場よりも高い金額で不動産を購入してしまって後悔したという方は多くいるものです。

不動産の販売価格は、大体その地域の相場に基づいた金額で提供されますが、新築マンションの場合は単純に地域の相場で決まるわけではなく建築資材などコスト面から価格が決まることもあります。そのため、相場と離れた金額となるケースもあるのです。最近では都心部で、まとまった土地を確保する事が難しくなり、仕入れコストも上昇している事から中古住宅・マンションを購入しようと思われている方も増えています。しかし、買取再販を行っている会社は新築時に供給された価格に近い状態で、中古住宅の販売を行っているシーンも見受ける為、注意が必要です。相場をよく理解してない状態で、不動産会社の営業トークに乗っかって勢いで購入したものの、後から高い金額で不動産を買ってしまっていたことに気づき後悔するということもありますのでご注意ください。

もちろん地域と条件を細かく絞って探していると、条件にぴったり合う物件というのは意外と少ないものです。「条件が揃っているけど、相場より少し高い。ただこの物件を逃したら他が出てこないかもしれない。悩んでいる間に他の人に取られてしまうかもしれないから、自分が買付を入れよう」とご自身で納得して購入している場合は問題ありません。

買い手としては良い物件をできるだけ安く買いたいと考えがちですが、売り手としてはできるだけ高く売りたいと考えているものです。そのような事情を理解した上で、総合的な判断でご自身にとって最良の物件を見つける作業が必要になります。

不動産を高い金額で購入しないためには、事前に相場を調べておくことが重要です。相場を調べる方法はいくつかありますが、中古マンションの場合は弊社が提供しております「台東区・荒川区マンションデータベース」をご利用いただけると良いかと思います。偏差値、ランキング、過去の販売履歴情報、賃料データなどが無料で閲覧できます。併せて、付近のマンション情報もチェックする事で相場感覚を持っていただく事が出来ます。

また、中古建て住宅の相場感覚を把握するのは難しく、詳細は信頼のおける不動産会社に相談していただくか、弊社の買って良い物件かどうかを判定する「SelFin(セルフィン)」をご利用いただければ幸いです。

3.「資金繰りが苦しくなり」失敗してしまった
不動産購入はとても高価な買い物であることから、お金の問題はつきものです。わかりやすい例として、途中で住宅ローンの支払いが困難となり、苦渋の決断で売却する事も考えられます。結果、不動産購入を後悔で終えられる方も居ます。2020年はコロナ感染拡大に伴いローンの返済に苦しむ方が増えました。

また、不動産購入後の固定費を事前に把握できておらず後悔される方も居ます。マンションの場合、住宅ローンや管理費がかかることは想定されている方も多いかと思いますが、その他にも修繕積立金や固定資産税、保険料などの固定費がかかります。

新築でマンションを購入された方の場合、修繕積立金は「段階増額積立方式」で積み立てられていることが多くあります。これは、マンションの経年に応じて費用が上がっていくという考え方です。その為、最初のうちは修繕積立金の支払いは低く抑えられており、年数の経過により、積立金は高くなります。

マンションを購入される場合には、修繕積立金がずっと変わらず固定なのか、将来値上がりするのかは必ず購入前に確認する事をお勧めします。なお、修繕積立金はマンションの維持に必要な資金ですので、安易に値下げを求めるよりも、本当に必要な資金なのかを修繕計画などを確認しながら理解を深めることが重要です。

資金繰りで失敗しないための対策は不動産購入前にしっかりとした計画を立てることです。特に、お金周りの計算となるとなかなか一人では難しいため、信頼のおける不動産会社に相談される事をお勧めします。個人的なつながりで依頼しても良いと思います。いずれにせよ、返済計画は多少の余裕が必要です。

不動産購入を成功させるための5つのポイント


最後に、初心者の方でも失敗しないために、不動産購入を成功させる5つのポイントを紹介します。

1. 予算の設定と住宅ローンの計画
購入できる物件の予算を最初に決めましょう。予算設定には以下の点を考慮してください。

 自己資金の準備
まずは、購入資金としていくら自己資金を用意できるかを把握しましょう。自己資金は、頭金や諸経費を支払うために必要です。自己資金が多ければ多いほど、住宅ローンの負担が軽くなります。
 住宅ローンの借り入れ可能額
住宅ローンの借り入れ可能額は、金融機関が個人の信用状況や収入に基づいて算出します。以下の要素が影響します。
収入や勤続年数、他の借入金額や返済状況、家族構成や年齢
※住宅ローンの借り入れ可能額を把握することで、購入できる物件の価格帯が明確になります。
 月々の返済額と家計への影響
住宅ローンを組む際には、月々の返済額と家計への影響を考慮することが重要です。以下の点に注意しましょう。
・月々の返済額が家計に大きな負担とならないか
・金利変動時の返済額の変化を想定する
・住宅ローンの返済期間を適切に設定する
無理のない返済計画を立てることで、安心して住宅ローンを返済できます。
 諸経費(登記費用、仲介手数料、税金など)
不動産購入には、物件価格以外にも様々な諸経費が発生します。不動産購入の諸経費の目安は物件価格の約5~10%です。※諸経費は、物件の築年数や、広さによっても多少前後します。
具体的な項目は下記の通りです。
・登記費用:物件の名義変更や抵当権設定などの手続きに必要
・仲介手数料:不動産会社へ支払う手数料
・税金:固定資産税や都市計画税など
・その他の費用:引越し費用やリフォーム費用など
これらの諸経費を予算に組み込むことで、購入後の出費に備えることができます。

予算の設定と住宅ローンの計画をしっかり立てることで、無理なく不動産購入を進めることができます。当社ではお客様一人ひとりの状況に合わせたアドバイスやサポートを提供していますので、購入計画についてご相談ください。

2. 物件の選定と条件の絞り込み
次に、物件の選定と条件を絞り込みます。以下の点に注意してください。

 場所(通勤・通学、利便性、治安など)
 建物の構造と築年数
 間取りと広さ
 総戸数や共用部分の状況
 駐車場の有無
 近隣環境(公園、スーパー、病院など)

物件選びは、将来的な価値や住み心地を考慮しながら、優先順位を決めて絞り込むことが大切です。

3. 不動産会社との連携
不動産会社と良好な関係を築くことで、情報収集の幅が広がり、希望に沿った物件が発見しやすくなる可能性があります。

 自分の希望条件を明確に伝える
 質問や相談を積極的に行う
 信頼できる担当者を見つける

不動産会社に対して、懐疑的でなかなか本音を言わず、コミュニケーションがうまくいかないと、理想的な物件を見つけることは難しくなります。お住い探しが上手くいかない人は、自分の要望を明確に伝えることができず、必要な情報を得られないことが多いです。最終的にはプロの力を借りることになるので、不動産会社を味方につけた方が得です。

4.実際の物件を見て確認する
物件を見る際には、以下の点に注意しましょう。

 周辺環境のチェック(騒音、日当たり、通風など)
 建物内の設備や仕様の確認(水廻り、収納、設備の劣化状況など)
 管理者や近隣住民とのコミュニケーション
 留意点やリスクを確認する

実際に物件を見て、自分の生活スタイルに合った家を選ぶことが大切です。 また、複数回アクセスすることで、物件の良い点や悪い点が見えてきます。

5. 契約手続きを確認する
物件が決まりましたら、以下の点に注意して契約手続きを行いましょう。

 契約時に必要な書類の準備
 契約内容の確認(重要事項説明、契約書の内容など)
 引き渡しまでのスケジュール調整

契約手続きは専門的な知識が必要なため、不動産会社のサポートを活用しながら進めましょう。

まとめ

不動産購入

今回は不動産購入に失敗しやすい人の共通点、失敗事例、成功するポイントについて紹介しました。
これらのポイントを押さえることで、不動産購入に慣れていない方でもご自身に合った物件を見つけることができるのではないかと思います。
ぜひ、不動産購入前の注意事項として、参考にしていただければ幸いです。

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