都内・荒川区に位置する三河島は、タワーマンションがそびえる日暮里や下町の人情を残す町屋といった人気エリアも近いため、近年は荒川区の穴場として大注目されています。
今回は、そんな三河島という場所がどんな所なのか一緒に見ていきましょう。
◆交通が便利
このエリアには、JR常磐線の三河島駅と京成線の新三河島駅があり、通勤や通学に大変便利なことも人気を後押ししています。
常磐線は2015年から東海道線とつながり、東京上野ラインとして開通したため、品川や川崎、横浜方面へも1本で行かれます。
実際に、駅周辺はマンションの建築ラッシュで、人口も増加しています。
◆人情味あふれる良いお店がたくさん
そんなアクセス抜群の三河島駅前の尾竹橋通り沿いには、創業70年以上の歴史を刻む「親交睦商店街」があります。
地元の八百屋さんやお茶やさん、クリーニング屋さんやコンビニエンスストア、洋品店など40店の加盟店と10店の協力店から成り立ち、どこか懐かしい雰囲気が魅力です、落ち着きあるベテラン店主さんの笑顔に混ざって、若い世代の店主さんも活躍しています。
昔ながらの人情に溢れた街では、毎日のお買い物に重宝なだけでなく、ちょっとしたアドバイスをもらえることもあります。
料理の秘訣や味付けのコツ、おいしいお茶の淹れ方、服の保存方法など、困っていることがあったら店主に相談してみるのもいいですね。
適切なアドバイスをもらえるはずです。
さらに、商店街には飲食店も豊富です。
居酒屋さんやカフェはもちろんのこと、中華やアジアン料理のお店もあり、多国籍の味を楽しめます。
その昔は、日暮里から続くコリアンタウンの一角として栄え、焼き肉店が軒を並べていました。
今も本場の味を求めてお店に通うごひいきさんは健在です。
また、地元商店街は情報の宝庫でもあります。
近くの病院や医療機関の情報に詳しい店主さんもいますから、いざというときのために普段から顔なじみになっておくのがおすすめです。
◆買い物で不自由はありません
さらに、三河島駅周辺は個人商店だけでなく、大型ではありませんがスーパーやドラッグストアも複数あります。
イオン系列の「まいばすけっと」、コープ系列の「コープみらい」、「ドラッグポパイ」は駅チカです。
「コープみらい」は朝9時から夜9時まで営業していますから、遅いお仕事帰りにも立ち寄れる心強い味方です。
新三河島周辺には100円ショップもありますので、ちょっとした日常の生活雑貨なども買うことができます。
近年は、家具や大型家電の購入は大型量販店やネットショッピングを利用する人が増えています。
そもそもこれらは、食料品や生活雑貨などの日常必需品の買い物と違って頻度が多くないので、大型量販店が近所になくても困ることはありませんよね。
そう考えると、徒歩圏内に昔から続く魅力的な商店街やスーパー、ドラッグストアがあれば、毎日のお買い物は十分といえるのではないでしょうか。
都内23区にありながら、商品と一緒に心温まる人情を手にすることができる町三河島は、大変住みやすい町といえます。
将来、住んでみたい街に名を連ねることも夢ではないかもしれません。