賃貸の物件探しをするときに、部屋の向きを一つの判断材料として考えている方も多いかと思います。
北向きは日当たりが悪いから避けているという方もいるのではないでしょうか。
しかし実は、北向きのお部屋ならではのメリットもあるんです。
◆北向きの部屋のメリットとは？
まず、夏は南向きの部屋に比べて涼しいです。
南向きの物件は太陽の光がよく当たって、気持ちが良いですが、夏はとても暑いです。
その点、北向きの部屋は日が当たらないので、涼しくて過ごしやすくなります。
また、日が当たらないことで、壁のクロスや畳・室内に置いてある本などが日焼けしにくいというメリットもあります。
また、高い階の部屋ならば、窓から見える眺望が太陽の光に照らされて、明るく綺麗に見えます。
さらに、やはり一般的には日当たりの良いお部屋の方が人気のため、他の方角のお部屋に比べて家賃が安く設定されているというのも有り難い点です。
◆北向きの部屋のデメリットとは？
日が当たらないので、夏は涼しいですが、逆に冬場は寒いです。
また、洗濯物が乾きにくいという点もあります。
ただ、最近は浴室乾燥機や室内干しなどの設備が付いている所もありますので、そういったものを上手く活用すれば問題ないでしょう。
デメリットは他に、東南側に窓がないと部屋が暗い、湿気がこもるという点があります。
特にこの湿気対策を怠ってしまうと、部屋にカビが生えてしまうこともあるので、常に除湿することが必要となってきます。
◆まとめ
物件というのはどれも一長一短です。
良い所もあれば悪い所もあります。
北向きの部屋というのは、日当りを重視する人にとっては向かないですが、「夜型の人間だし、日当りを気にしない」という方などにとっては、条件の良い物件となるかもしれません。
ただし、上記で述べました通り、湿気対策は必要となりますので、それだけは怠らないようにしましょう。
