賃貸物件に住む上でどうしても考えてしまうのがお家賃についてです。
基本的に皆さんは月収のどのくらいの割合で借りているのでしょうか?
目安はどのくらいなのか確認してみましょう。
◆家賃の前に考えておくこと
まず、家賃の話をする前に考えておいてほしい事があります。
それは生活費についてです。
正直、この生活費を計算していれば自ずと家賃の金額はいくらが妥当なのか!?という事が出てきます。
巷ではよく月収の3割だ!なんて言われていますが、本当にそれで大丈夫でしょうか。
必ず、今から言う内容を先に考えておきましょう。
それは大まかでもいいので、一人暮らしをした際の支出を把握しておくことです。
◆支出を把握しよう
それでは一人暮らしをした際の支出を記載していきます。
あくまでも一例になりますので参考程度にお考えください。
手取り月収が22万円に対して~
・家賃(???)
・通信費16000円(携帯、ネット料金)
・交通費18000円(会社負担有?)
・光熱費20000円(電気・ガス・水道)
・食費60000円(1日2000円換算)
ざっと見積もって、この金額がかかります。
もちろん、一人暮らしをする上で、人によってはもっとかける費用が違う所もあるでしょう。
また、車を所有したいと思うと、上記費用の他に駐車場代・車のローン費用や保険代などが必要となってきます。
マイカーは買ったら終わりではなく、維持費用も結構かかりますので、一人暮らしをする上では、もしかしたら諦めなければいけないかもしれません。
このように考えると自ずとお家賃が見えてきませんか?
◆お家賃平均は月収の3割
それでは改めてお家賃の話をしますと、手取り月収の3割が目安だと言われています。
それを上記に当てはめると、手取り22万円の3割ですから6.6万円までお家賃に使える計算になります。
22万円のお給料から6.6万円を引くと残り15.4万円という計算になります。
そこから食費で6万円引くとあと9.4万円、通信費を引くと7.8万円、光熱費を引くと5.8万円が残るという状況になります。
この残った費用を飲み会などの交際費や娯楽代、ティッシュやシャンプーなどの日用消耗品、あるいは貯金に回すということになります。
いかがですか?
お家賃の3割目安はちょうど良さそうでしょうか?
ポイントは自分が無理なくしっかり暮らしていける事です。
上記のように逆算して考えて、今以上に自分に合ったお部屋を探しましょう。
しっかり考えていけば、一人暮らしも快適に過ごすことが出来るでしょう。