下町のイメージがある入谷では、食堂や居酒屋、ラーメン店などの有名店があります。
日比谷線入谷駅から徒歩1分にも、淡麗系ラーメンで話題のお店があります。
ガッツリ濃い目の煮干しダシがリピーターを呼んでいる『麺処 晴』を紹介しましょう。
■『麺処 晴』の基本情報
所在地:東京都台東区下谷1-11-7
*日比谷線「入谷駅」から徒歩1分、JR山手線「鶯谷駅」から徒歩5分。
入谷駅からすぐ、入谷鬼子母神方向歩道橋の横の四角いマンション『リベール入谷』の1階に「晴」の「日」が日の丸になっているモダンな漢字の看板が上がっています。
2013年頃から、魚介や煮干しなどのあっさりした淡麗系ラーメンが人気を呼んでいますが、『麺処 晴』の代名詞は、煮干しのうまみがきいていながらスッキリとした味わいの『塩そば』、ガッツリ濃厚な『限定濃厚そば』。
ランキングサイトでも常に高評価を得ているラーメン屋さんです。
店内には、『煮干狂會』のTシャツが飾られ、“煮干し愛”が高いことが伝わってきます。
■レアチャーシューとあえ玉
やわらかくほんのりピンクがかったチャーシューは、大ぶりでひらりと柔らか。
低温調理しているので、肉の繊維が縮まずに独特の味わいが出せると言います。
色はレアですが、しっかりと火は通っていて、『塩そば』の繊細なスープと良くあいます。
スープ以上にこだわりを持っているのが、特注の麺。
『限定濃厚そば』では、煮干しのパンチ力は更にアップして、グレーでとろみさえ感じられる濃さです。(限定1日50食!)
すすると、しっかりスープを持ち上げて、口の中が煮干し祭り…とは言っても、口当たりはマイルドでうまみが濃く後味はあっさりしているのです。
この濃厚なスープが僅かに残ったら、「つけ麺感覚であえ玉を食べるのが楽しみ!」という煮干しファンもいます。
あえ玉=和え玉で、濃いめのタレと和えてたべる油そばのようなラーメンです。
もちろん、 “かえだま”もありますよ。
■豚骨は猪八戒!?
煮干しオシの『麺処 晴』ですが、特別なラーメンが入れ替わりで登場します。
2017年1月は豚骨ラーメン=猪八戒ラーメン。
ネーミングに遊び心を感じますね。
なんでも、土曜日は限定ラーメンだしているそうで、鶏清湯スープの塩ラーメンが「Rioのカーニバル」と名付けられていたりします。
「貝と森尻と大川と~大城なんて要らないもん~」なんていうメニュー名がついていたことも。
大城さんは、店主、森尻・大川は店員(助手?)さんです。
個性あふれる『麺処 晴』。気になりますね。