賃貸物件を選ぶ時に、過ごしやすさは重要ポイントですね。
同じワンルームでも物件によって、広さ、幅と奥行きの比率の差など、間取り、設備の設置などが、自分の生活に合うかチェックして決めたいものです。
お部屋選びの失敗談、内見でチェックしておきたいポイントをまとめて見ましょう。
■部屋選びの失敗談
『間取りが細長くて家具のレイアウトに制限が…』
水回り、居室が細長く配置されているワンルームは多いものです。
家具のない室内はがらんと広く見えますが、収納スペースが無い場合には、家具を置くことになります。
細長い、床のかたちが三角、台形などの場合、最小限の家具で暮らせるか考えて見ましょう。
また、電化製品を置きたい場所、使いたい場所にコンセントの数が足りているか、窓の有無でレイアウトの制限を受けることがあります。
『窓が少なくドアを開け放たないと室内が暗い』
スペースが縦長の上窓の位置が奥の部屋という場合には、ドアで仕切られていても、常に開けっ放しになる可能性ありです。
『ロフトの使い勝手が悪い』
慣れないロフトベッドは熱気がこもったり、上り下りが不安定だったり、住んでみて使いにくさを感じる場合があります。
『エアコンが空間全体をカバー出来ていなかった』
エアコンの位置によっては、居室しか冷房が効かず、調理する時に汗だく…という事があります。
1台のエアコンですべてをカバーするには、空間が一続きになっている必要があります。
『収納スペースが使いにくい』
ベッドでの生活なので、押し入れ型の深すぎる収納が使いにくい。
布団収納の場合は押し入れ型がいいけれど、ベッドなら、間口の広いクローゼットの方が良かった。
■部屋を選ぶ時の間取りチェックの方法
まず、部屋をどんな風に使いたいか、レイアウトを具体的にイメージしましょう。
『居室』
ベッド、テレビやパソコンスペース、収納(衣類・書棚・雑貨)
『キッチン・ダイニング』
食事する場所、調理スペース、食器・調理家電・冷蔵庫
『洗面所・バストイレ』
洗濯機置き場、温水器、ウォシュレット、居室との位置関係
・空調や採光を邪魔せずにレイアウトできるか
・通路や空間のゆとりはあるか
・キッチンやバストイレからの音や臭いが居室に影響しないか
・収納家具の必要と設置スペースが確保出来るか
・コンセントや配線に不満は出ないか
平面図を見てなんとかおさまると思っていたけれど、背の高い家具は、窓をふさぐので置けない、コンセントが遠かった、トイレの音が丸聞こえだった…など、内見で、より具体的にレイアウトをイメージすることで予想できる場合もあります。
希望のレイアウトが出来そうかチェックして見ましょう。