上野恩賜公園は、総面積が約53万平米と大変広く、園内には東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野公園といった文化施設も数多く存する日本有数の公園で、通称「上野公園」と呼ばれ親しまれています。
もともとは寛永寺の境内地であったのですが、明治維新の後に官有地となり、明治6年に公園の指定がなされ、大正13年に宮内省を経由して当時の東京市に下賜されたため正式名称に「恩賜」が入っています。
■鶯谷からも近い上野公園
上野公園といえば、最寄り駅は上野駅をイメージされる方がほとんどだと思います。
実はJR山手線の鶯谷駅からも大変近いのです。
鶯谷というと駅前にあるホテル街のイメージが強いかもしれません。
しかし、鶯谷駅南口を出ると住所自体も上野公園であり、中学校と霊園の間の道を進むと、すぐに東京国立博物館の敷地に着きます。
敷地沿いに400mほど歩けば東京国立博物館の正門です。
ここまで都会の喧騒は微塵も感じられません。
■上野公園の魅力
上野公園では四季を感じられる風景を楽しめるのは勿論、博物館や美術館などによって学問的、芸術的な魅力を併せ持つとともに、歴史的な建造物や旧跡も多く、日本一の来場客数を誇る上の動物園もあります。
このため1人での散策は勿論、カップルから家族連れでも楽しむことのできる公園となっています。
特に春の桜は、ソメイヨシノの名所として有名であり、公益財団法人さくらの会による「さくら名所100選の地」にも選ばれています。
また、建築物も近代建築の三大巨匠のひとりであるフランスの建築家ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館が有名です。
日本ではこの国立西洋美術館がル・コルビュジエの手掛けた唯一の建築物で重要文化財にも指定されています。
このほかにも東京国立博物館表慶館、東京国立博物館本館など重要文化財に指定された建築物が多く建立しているのが上野公園の特徴のひとつです。
銅像も多く設置されておりますが、「上野の西郷さん」で知られる愛犬ツンを連れた西郷隆盛の銅像もこの上野公園にあります。
■近くに大きな公園があるという魅力
賃貸物件の存するエリアの近くに、都心において四季の移り変わりを感じられ、数多くの魅力を有する上野公園のような公園があるということは、そのエリアの魅力に直接的につながります。
鶯谷のエリアであれば、上野公園が徒歩圏であり、休日などの散策に事欠くことがありません。
なおかつ家賃も割安であれば、更に魅力が増します。
是非、芸術的で文化的な公園も近くの鶯谷エリアでの物件探しをしてみては如何でしょうか。