新しい引越し先が決まったら、次に手を付けなければならないことは、引っ越すための前準備です。
引越しの経験回数が多く手慣れたものだという方から、何回経験しても思うように上手く行かないという方、初めてのことでどうして良いか全く分からないという方まで様々かと思います。
ここでは引越しの前準備について簡単にまとめてみますので、ぜひ引越しの際には役立ててください。
■引越しの2週間前ぐらいまでに行うこと
○解約の手続き
まず、現住居の賃貸借契約書で解約の予告期間の確認をしましょう。
一般的には退去の1ヶ月前までに解約日を連絡することになっています。
新居の家賃と支払いができる限り重ならにように早めに退去日の連絡をするようにしましょう。
○引越し業者の手配
直前になると手配が難しくなります。
早めに複数業者から見積もりを取って、費用、日程の交渉をして、業者を決めてしまいましょう。
○新居の間取り確認
新居の間取りに家具の配置図を記載しましょう。
実際に配置できるかどうか、運び込むことができるかどうかなどを確認するため新居で採寸をしておくことが望ましいです。
○不用品の処分
家具など引越しに伴い不要となるものは早めに処分しましょう。
粗大ごみの収集日も限られていることが多いので計画的に処分することが必要です。
○その他
固定電話、プロバイダの移転の手続きを始めておきましょう。
また、転居の連絡ハガキの手配も印刷の手間もあるのでこの時期にしておくことが望ましいです。
また、荷造りもできるものから進めていきましょう。
■引越しの1週間前ぐらいまでに行うこと
住所が変わることによる様々な手続きを行っておきましょう。
転居届、印鑑登録の廃止、福祉関係の手続き、電力・ガス・水道の移転手続き、郵便物の転送依頼、NHK・新聞の移転手続き、銀行・保険・クレジットカードの住所変更の手続きなどです。
■引越しの前日までに行うこと
○荷造り
荷造りは引越し業者が作業を始めるまでには完了させておきましょう。
新居のどの場所に運び込むか、段ボールの数はいくつあるかも確認をし、ダンボールなどに記載をしておきましょう。
○転居の挨拶の品の準備
これまでお世話になった方々への挨拶の品を準備しておきましょう。
■引越し前日
○引越しの挨拶
マンションであれば両隣と下の階の部屋の方には引越しで騒がしくなる旨お詫びしておきましょう。
○配置図の用意
新居での荷物や家具の設置場所について記した間取り図を業者さんの分も用意しておきましょう。
○荷物の最終確認
引越しの荷物の最終確認をしておきましょう。
貴重品は極力自分で運ぶようにし、荷造り品とは分けて管理しましょう。
■前準備をしっかりして慌てずに当日を迎えましょう
以上が概ね必要な引越しのための前準備となります。
もちろん人により必要な準備は上記よりも多かったり、少なかったりします。
前準備をしっかりとして必要な手続きをひとつひとつこなしていくことが大切です。
手続きの種類によっては、時間がかかるものもありますので、時間的な余裕をもって行いましょう。