台東区は、東京23区の中央からやや北東に位置し、北に荒川区・南に千代田区と中央区、東に姉妹区と呼ばれる墨田区、西に文京区が隣接しています。
ほぼ中央に位置することから都内のどんなエリアにもアクセスが良好なだけでなく、上野駅には新幹線も通っているため、遠方の地方へも足を運びやすいです。
◆台東区の基本情報
・面積:10.11平方キロメートル(23区中で一番小さい区)
・人口:213,009人(23区中21番目)
面積が23区内でもっとも小さいことや、上野や浅草などの繁華街エリアも大きいことから、居住している人口は23区中で21番目と比較的少ないです。
ただし日本が少子高齢化が進む一方で、台東区については人口増加がいちじるしいエリアであり、今後も増加が見込まれます。
上野や浅草などの観光地付近はもちろん、閑静な住宅街であっても多くの電車の路線やバスが豊富に行き交っているため、生活がしやすいエリアとして人気が上がっています。
◆治安は都内でも平均的
台東区の治安は東京23区のなかでも平均的で、おもに万引きや置き引き、自転車の窃盗が目立ちます。
台東区での犯罪のほとんどが、上野や浅草という外国人観光客も多く行き交う大きな繁華街で起きているものです。
繁華街のある場所以外の住宅街では、犯罪の数が一気に減少します。
子育て家族や夫婦が安心して居住できる場所を探しているのであれば、繁華街から少し離れた場所を選ぶのがおすすめです。
◆台東区の子育て制度は?
台東区は他の区と比べると比較的、子育てがしやすいと言われているエリアです。
充実した制度としてはたとえば、子供への医療助成があげられます。
東京都は中学3年生まで医療費を無料としている一方で、入院時の食事代は対象外としていますが、台東区では補助を受けることが可能です。
ほかにも、子供の出生や小学校入学、中学校入学のタイミングでお祝い金がもらえるほか、自宅をリフォームする際の費用を1/3負担してくれるなど、暮らしを支える制度を整えています。
▼台東区の子育て制度の例
・児童手当
・子どもの医療費助成
・ひとり親家庭等医療費助成
・受験生チャレンジ支援貸付事業
・ベビーシッター利用支援事業
・高等学校等の進学費用の一部助成
・小児精神障害者入院医療費助成
・子育て世帯住宅リフォーム支援制度
入園の待機児童数についてはかなり力を入れており、年々減少しています。
2018年に183人だった待機児童数は、2020年に60人となりました。
さらに、ベビーシッター利用支援事業を活用することで、1時間150円でベビーシッターを依頼することができます。
病院も点在しており、たとえば上野駅徒歩4分にある「永寿総合病院」では、台東区準夜間・休日こどもクリニックが設置されており、夜間でも子供の診療が受けられて安心です。
注文住宅の検討から入居までにかかる期間は、およそ1年が目安です。
土地の有無や住宅の規模・構造、依頼する住宅会社によっても期間は大きく異なります。また、打合せ期間が延びてしまった場合や、天候不良が続いた場合にも期間全体に影響を与えます。
注文住宅を検討する際は、土地なしの場合で1年半から2年、土地ありの場合では1年から1年半ほど余裕を見て計画を進めましょう。
出産や転勤、お子様の進学などに合わせて家づくりをする場合は、希望の入居時期から逆算してスケジュールを組むことが大切です。
1.情報収集
住宅雑誌や住宅会社のホームページ、モデルハウスなどを参考にしながら、デザインテイストや間取りなどマイホームの具体的なイメージを固めていきましょう。希望内容をリストアップし、優先順位を整理しておくことも大切です。
2.資金計画
家のイメージが固まったら、どのくらいの予算になるかを確認していきます。
お子様の進学や家のメンテナンス費といった将来的に必要な費用を確保した上で、無理なく返済できるローン借入額がどの程度かを試算します。金融機関や住宅会社、ファイナンシャルプランナーに相談するのも有効です。
3.住宅会社探し
ハウスメーカーや工務店、設計事務所など、依頼先の住宅会社を探します。
希望内容を最大限実現してくれると感じる会社を選びましょう。過去の実績やアフターフォローの内容を比較するのもお忘れなく。
4.土地探し
土地探しは住宅会社探しと並行して行いましょう。
設計担当者に土地を見てもらい、理想の家が建つかどうかを見極めてもらうこともできます。
5.土地購入
敷地調査や地盤調査の内容に問題がなければ、土地の売買契約を結びます。
6.設計プラン検討
土地購入が完了次第、本格的な設計がスタート!
間取りや内外装、導入設備などの仕様を打ち合わせていきます。
外壁やクロスといった建装材やキッチンなどの住宅設備は、サンプルやショールームで実物を確認するのがおすすめです。
7.工事契約、確認申請~着工
プランや仕様が決定し見積内容に問題がなければ、施工会社と工事請負契約を結びます。
契約時には、見積書や図面に希望内容がきちんと反映されているか、不明な点がないかなどしっかりと確認してから契約書を交わしましょう。
住宅ローンの本契約は工事契約後に行いますが、融資実行は引き渡し後になる点に注意しましょう。
8.完了検査・引き渡し
住宅が完成次第、住宅会社の担当者と一緒に最終チェックを行います。そのほか第三者機関による完了検査を経て不備がなければ、晴れて引き渡しです!
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・土地購入前に住宅会社に相談
敷地条件は住み心地や安全性に直結します。設計の工夫だけではクリアできない問題が潜んでいるケースもあるため、土地購入前には必ず住宅会社へ相談しましょう。
・模型やCGで完成イメージを確認
建売住宅や分譲マンションのように完成形が見えない注文住宅は、入居後イメージとの違いを感じて後悔につながってしまうことも。設計時には模型やCG、パースなどを作成してもらい、空間的なイメージを事前に把握しましょう。
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台東区は東京都内23区のなかでも、活気的なエリアと生活的なエリアが融合した場所です。
普段は下町にある繁華街のにぎやかな雰囲気が好きな人も、そこから少し離れるだけで落ち着いた住居を手に入れられるのが魅力のひとつでしょう。
「どうせなら愛着が湧く場所に、長く住みたい」
「将来的には賃貸に出し、投資物件にもなり得る家を探してみたい」
「遊ぶ場所が近いけど、静かな場所に拠点を起きたい」
このような理想を抱えている人にぴったりなのが、台東区エリアです。
また注文住宅が完成するまでの期間は約1年が目安ですが、打ち合わせや工事に予想以上の時間を要してしまう可能性もあります。
事前に家づくりの流れを把握していれば、検討時から入居までの時間を有効に使いながらスムーズな計画進行が叶うでしょう。
プロの意見を活かしながら実際のライフスタイルを具体的にイメージしていくことが、後悔のない家づくりにつながるポイントです。
ぜひ満足度の高いマイホーム計画を進めてください。