賃貸のお部屋探しをする時に、希望する広さと予算のバランスは気になるところですよね。
夫婦2人+小さなお子さんくらいまでの家族構成に対応出来る2LDKは、使いやすさと手頃感が感じられる物件です。
それでは、2LDKの家賃相場についてみていきましょう。
■東京都内での2LDK家賃相場
東京都内23区の2LDKの家賃相場は、15万円前後以上です。
港区は、六本木、赤坂、麻布など、芸能人や高収入の人が集まる地区で、2LDKの家賃相場は24万円前後とかなり高額です。
また、港区、目黒区、千代田区、中央区、文京区は、治安の面でも落ち着いているので、人気があり、家賃相場も高めになっています。
最近人気の目黒区では、2LDKの家賃で20万円を越えるものがほとんどです。
山手線沿線の渋谷や恵比寿では、30万円をくだらないほどです。
同じ山手線沿線でも、区内の相場に近いのが、田端、西日暮里、日暮里、鶯谷の地域です。
ブランドイメージとしてやや、マイナーだということが影響しているのかもしれません。
けれども、山手線沿線の主要区域には電車でのアクセスが良いことを考えると、家賃が倍以上の渋谷や恵比寿よりも、鶯谷周辺に魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。
■収入と家賃の関係をどう判断?
大手不動産広告運営会社では、住宅費(家賃)を年収の20%以内におさめるのが目安としています。
生活費には、教育費やマイホーム準備など、現在の生活に必要な予算に加えて貯蓄分も考えたいですね。
年収の30%以上になると、生活への圧迫感が出てしまいます。
年収に対する家賃支出の目安は、年収500万円で10万4,000円くらいです。
家賃に15万円以上かけるには、年収700万円~800万円くらい。
20万円以上かけるには、年収1,000万円くらい欲しいという事になります。
東京のサラリーマンの平均年収からいって、都内で2LDKくらいのところに住みたいと考えた場合、鶯谷周辺なら手が届く範囲かもしれないですね。
通勤の負担を考えた場合、年収700万円前後で、都内で2LDKの賃貸という選択も可能だということがわかります。
■2LDKはカップル・家族に人気
都内に住む場合、比較的家賃を抑えやすい1LDKに目がいきがちですが、結婚していて、お子さんがいる場合やあるいはこれから出産予定の場合は、少し手狭かもしれません。
2LDKでは、リビングダイニングキッチンのほかに2部屋という事ですから、LDKをパブリックスペース、ほかの2室を夫婦の寝室・子ども部屋、あるいは、夫婦の寝室・仕事部屋という風に利用範囲が広いのが魅力です。
1人暮らしの場合には、生活スペースのみで考えるとちょっと寂しさを感じるかもしれませんが、自宅で仕事スペースを確保したい人に取っては、ちょうど良い間取りといえるでしょう。
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