就職や進学のために初めて一人暮らしをスタートさせる人は、新しい自分だけの家をもつことに心躍る面持ちでしょう。
まずは、スムーズに新生活へ移行する為に、やっておいた方が良いことや、これはやらないほうが良いというポイントを上げていきます。
○日取りを決める
できれば短い日程で効率よく終わらせるのが引っ越しの鉄則です。
大まかに日取りを決めて、「この日までに何とか終わればいいや」というふうに進めていくと間延びしてしまいます。
毎日の生活の合間に進めなければいけない引っ越しであればなおさらです。
入居して引っ越しを完了させる日を、可能であれば一日に限定して、その日に向けて準備が終わるようにスケジュールを立てましょう。
できれば、引っ越し業者に依頼して大型家具を運び込む日一日は、生活用品や日用品の全てを運び終えるために空けておくのがベストです。
○引っ越し業者は平日午後搬入が狙い目
3月から4月にかけては、引っ越し業者が最も予約の取りづらいシーズン繁忙期です。
この時期に引っ越しをする人は、早めに予約を取っておくべきでしょう。
また、午前に搬入して午後から荷物を整理したいと思われるでしょうが、実は引っ越し業者の大半が「休日午前の予約」は最も取りづらく、料金も高めに設定しています。
この時間帯はサービスや割引をしなくても要望が多いからです。
逆転の発想で、「午前に日用品を運び込んでしまい午後から大型家具だけ引っ越し業者に搬入を依頼する」という方法もアリです。
自ら運び込まねばならない荷物は増えてしまいますが、スケジュールを立てやすく費用も抑えることができます。
○購入する必要品は引っ越し先で調達
初めて一人暮らしをする時は、あらかじめ必要な物をあれこれと備えて購入したくなります。
しかし、引っ越し前に購入してしまうと、単に荷物を増やすだけです。
大型家具や家電を新調するなら、引っ越し日に合わせて新居への配送をお願いしましょう。
生活に必要な小物類は、荷物の搬入を終えてからまとめて買い出しに出かけるというのも、引っ越しを楽にする一つの方法です。
○ごみの日を必ずチェック
引っ越しをすると、想定外のごみが発生します。
梱包に使った段ボールや、購入した生活用品の包装ごみが大量に出ますので、ごみ袋を準備して分別しながらまとめておきましょう。
ゴミの日は種別によって捨てられる日が異なりますので、きちんとチェックしてその都度こまめに捨てていくように心がけましょう。
引っ越し業者が後日段ボールを回収してくれるサービスを行っている場合も有りますので、上手に片づけを進めて賢く利用しましょう。