気になる部屋を見つけたけれど、家賃が高くて自分の収入とは釣り合っていない。
ペット可で駅からも近い、ただし目の前が大通りのため騒音が気になる。
このように賃貸の部屋探しを始めると、良い物件なのに問題点を抱えているといったケースに多々遭遇します。
オールOKの物件となれば、既に入居者が決まっていることでしょう。
部屋探しのコツは、順位付けです。
あらかじめ自分なりの優先順位を決めておくと、迷った時に背中を押してくれる材料となります。
どうしても外せないポイントがあるなら、その項目を重点に置き、物件比較を行っていくべきです。
家賃、敷金・礼金、間取り、面積、室内設備、築年数、居住エリアなどが順位付けの対象となります。
1人暮らしなら家賃、ファミリー層なら間取りや室内設備を優先するかもしれません。
人それぞれで意見は違うため、まずは期待することを各々書き出してみましょう。
家賃は8万円までなら出せる、面積はできれば25㎡以上、バストイレは別、独立洗面台が欲しい、駅から徒歩5分以内、近くにスーパーやコンビニがあったら嬉しいといった具合にです。
書き出してみた時に、絶対必要という項目が出てくるはずです。
生活が厳しくなるので家賃8万円以上は出せない、お風呂には毎日浸かりたいのでバストイレは別じゃないと困るなどです。
これが優先すべき順位であり、最低条件です。
お子さんのいる家庭なら、家賃よりも近隣に保育園や幼稚園、小学校があることの方が重要度は高いかもしれません。
1人暮らしの女性であれば、セキュリティーがしっかりしてるかどうかも外せないでしょう。
ここで重要なのは優先順位が増え過ぎてはダメということです。
物件候補を絞るために行う作業であり、多くなれば頭を悩ませてしまう原因に繋がります。
順位付けするなら、1位から3位までに限定しましょう。
決定したら、不動産屋の運営しているWEBサイトを利用しましょう。
キーワード検索が用意されていますので、そこに順位付けをした上位キーワードを選択すれば、条件に見合った賃貸の部屋が複数出てきます。
物件を1つずつ調べていくよりも、遥かに手間は省けます。
逆に検索して物件が出てこないという場合はそもそもの条件が厳しすぎるということなので、優先順位の1位だけは外せないけど3位は条件から外してみるなど考えをやわらかくしてみましょう。
☆賃貸物件をお探しの方へ
☆賃貸物件をご所有の大家さんへ