賃貸の部屋探しをする際にまず気になるのが「家賃」。
では、この家賃はいくら位の物件にした方がいいのでしょうか?
今回はその目安となる金額についてご説明致します。
1人暮らしをしている人は、月収の3分の1が家賃の目安だと言われています。
ただし計算する時は、毎月の固定給(手取り収入)だけを基準にしてください。
なぜなら職業や職種によって、残業代や能力給の変動幅は大きくなりがちだからです。
不景気の煽りを受けて来月からサービス残業を強いられるかもしれません。
取扱商品の規約変更により、成果が全く挙げられなくなれば、能力給も一気に下がってしまうでしょう。
同じようにボーナスも除外して、家賃相場は計算するようにしてください。
カップルや夫婦で暮らす場合、片方にしか収入がないなら、家賃相場は1人暮らしの時と同じ計算方法となります。
お互いに働いているなら、2人の固定給の合算値を4で割った数字が最適な家賃です。
家賃だけに注目した際の目安に過ぎませんので、毎月の生活費からも考えましょう。
生活費には、公共料金や通信費、食費、洋服代などがあります。
1人暮らしをしていれば、食事を外食頼りにしているでしょうから、自炊している人と比べれば明らかに食費が突出します。
1人暮らしを満喫するために、自動車を購入及び駐車場を借りるなら、自動車税や管理費もかかります。
彼氏や夫は節約に努めていても、彼女や妻が美容に物凄くお金をかけているかもしれません。
そしてパートナーと暮らしているなら、結婚やマイホーム購入、子供を作るかどうかも家賃を決定する上で重要な要素を占めています。
近い将来にまとまったお金が必要と既に分かっているなら、2人の固定給から必要金額を差し引き、残りの金額を4で割って家賃を決めると良いでしょう。
例えば1年後に結婚式を挙げる予定であり、その費用が120万円かかるから毎月10万円貯金する。
この時、2人の給料合計が50万円なら、10万円を差し引いた40万円をベースにして最適な家賃を計算しましょう。
月収の3分の1というのは、あくまで目安にすぎません。
あまりとらわれすぎないようにして、普段の生活費などとのバランスを考えながら、自分の生活スタイルに合わせた家賃を決めるようにしましょう。
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