それでは、ゆいの森あらかわの中にはどんな施設があるのでしょうか。
施設内のスペースについて解説していきます。
ゆいの森あらかわは5階建ての施設となっており、うち1階〜4階が図書館となります。
図書館は約60万冊と都内トップクラスの蔵書を誇り、絵本や児童書、学習向けの書籍だけでなく、ライトノベルをはじめとするティーン向け書籍や最新の人気小説まで取り揃えています。
荒川区立中央図書館の他の公立図書館と違う魅力は、幼児、学生、社会人と世代に合わせたフロアづくりを行っていることです。
どんな世代でも居心地の良い環境づくりがされており、ゆっくりとした時間を過ごせます。
5階には学習室もあるので、ゆいの森あらかわでは勉強も可能です。
公立図書館には座席の独占防止として勉強を禁止する施設も増えていますが、ゆいの森あらかわでは勉強OKな学習室があることで、カフェなどに行かなくてもゆっくり勉強に取り組めます。
ただ、受験シーズンが近づくと学習室は受験生で埋まりがちになるので、できるだけ事前予約をして利用すると良いでしょう。
ちなみにゆいの森あらかわは学習室以外の座席でも自習OKです。
座席数も900席以上を誇る大規模な図書館なので、学習室が埋まっていても心配ありません。
2階から3階にかけては9つのスペースを使って荒川区出身の作家、吉村昭氏の作品や生涯を紹介する吉村昭記念文学館があります。
こちらでは吉村昭の作品だけでなく、吉村昭の再現展示なども行われています。
定期的に企画展が開催されているので、こちらもチェックしてみると良いでしょう。
1階は小さい子ども向けのスペースが充実。
赤ちゃんから小学生向けまで幅広い世代向けの絵本を約3万冊取り揃えた絵本コーナーがあり、子どものお気に入りの一冊を見つけられるでしょう。
また、1階には就学前の年齢まで利用できるあそびラウンジを併設。
図書館では退屈してしまう子どももいますが、こちらでは保育士常駐の安全な環境で思う存分遊べます。
同世代の親子が集まる環境なので、積極的にママ友を作る人も多いです。
もちろん、ゆいの森あらかわは子育てをする保護者をサポートする環境も整っています。
まずゆいの森あらかわは全国的に珍しい託児室付きの図書館です。
利用するにあたって事前予約は必要ですが、子どもがいて一人でゆっくりできる時間が無い、勉強に集中したいという大人も、子どもを預けて快適に利用できるでしょう。
加えて、あそびラウンジに常駐する保育士は、子育て相談への対応も可能です。
予約なしで相談できるので、ちょっとした困りごとも気軽に相談できるでしょう。
そしてこれからビジネスを立ち上げたい社会人もターゲットに含まれているのがゆいの森あらかわの魅力です。
4階のフロアにはビジネスマン向けの書籍を取り揃えたコーナーを設置。
不定期ではありますが、専門家によるセミナーを開催しており、起業を考えている人も手軽に利用できます。
ゆいの森あらかわの魅力はカフェ感覚で利用できる点です。
まず1階には図書館の本を持ち込めるカフェ・レストランがあり、食事をしながらゆっくり借りた本を読めます。
また、図書館内もペットボトルなど蓋のついた飲み物なら持ち込みOKです。
そのため、カフェを利用するほどでなくてものんびり飲み物を飲みながら読書や調べごとの時間を過ごせます。
これ以外にも、4階・5階のテラス席やコミュニティラウンジなど、ゆっくり読書できる空間が充実。
図書館は座席が無くてゆっくり過ごせないという意見も多いですが、ゆいの森あらかわでは座席に余裕があるだけでなく開放感のある環境で読書ができます。