同棲や新婚生活で二人暮らしを始めようとした際に迷うことといえば、部屋の間取りではないでしょうか。
二人暮らしなら部屋数の少ない小さな間取りから、大きな間取りまでさまざまな間取りを選べ、余計に迷ってしまいそうです。
そこで今回は、これから同棲や新婚生活で二人暮らしを始める方に向け、おすすめの二人暮らしの間取りについて解説します。
ぜひ参考にしていただき、自分たちに最適な間取りを見つけましょう。
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弊社へのお問い合わせはこちら二人暮らしに最適な間取り①同室
二人暮らしを始めるなら、部屋を同室か別室どちらにするかによって部屋の間取り選びは大きく変わります。
まずは二人同室で暮らすタイプの間取りから解説します。
同棲を始めるカップルの間取りといえば、1DKや1LDKが二人暮らしに人気の間取りです。
それでは順番に解説します。
二人暮らしに人気の間取り①1DK
1DKとは、6畳程度のダイニングキッチンと居室が1部屋あるタイプの間取りです。
一人暮らしでも選択肢に入る間取りのため、二人暮らしでは少し小さいと感じるかもしれません。
1Kとは異なり、キッチンのある部屋で料理をして食事もとれます。
しかし、リビングほどの広さではないのでダイニングキッチンではくつろげず、居室でくつろぐのが一般的です。
1DKのメリット
1DKのメリットは、家賃が安いという点です。
最近では、二人暮らしであっても1LDKや2LDKのリビングダイニングが人気であり、1DKの間取りは築年数が古い賃貸物件に多い傾向です。
そもそも部屋の面積も1LDKや2DKなどの間取りと比べると小さいので、家賃が安くなります。
これから新婚生活に向けて、貯金を蓄えていきたい方や生活費にゆとりが欲しいという方にはおすすめの間取りです。
1DKの注意点
1DKの注意点は、居室が1部屋しかないためケンカなどをした際でも同じ空間にいる必要があるという点です。
1LDKも同様ですが、ケンカをしてしまいお互い頭を冷やす時間が欲しいにもかかわらず、同じ空間にいる必要があります。
またダイニングキッチンなので、友人を招いてホームパーティーをするには少し小さいでしょう。
二人暮らしに人気の間取り②1LDK
次にご紹介するのがキッチンのある部屋が8帖以上の1LDKです。
1DKとは異なり、ダイニングキッチンにリビング機能も備わっています。
最近では、1LDKや2LDKなどのリビングダイニングの間取りが人気であり、新築の賃貸物件でも多く採用されている間取りです。
1LDKのメリット
1LDKのメリットといえば、リビングダイニングでくつろげるため、ゆっくりとした時間をカップルで過ごせます。
どうしても居室ではくつろげないという方は、リビングダイニングの間取りのほうがおすすめでしょう。
またリビングダイニングは比較的広く設計されている賃貸物件が多いので、友人を招いてホームパーティーをすることも可能です。
1DKと比べると寝る時間などの生活リズムが多少異なっても、無理なく過ごせます。
1LDKの注意点
1LDKは1DKより家賃が高いにもかかわらず、同室のデメリットを解消できていない点に注意しましょう。
たとえば、1DKの注意点と同様にケンカした際には同じ空間にいる必要があります。
また最近ではリモートワークが普及していますが、1LDKでリモートワークをするのは難しいでしょう。
リモートワーク中でも居室に出入りする必要があるため、業務に集中できない恐れがあります。
二人暮らしに最適な間取り②別室
次は二人暮らしをしつつ、別室で部屋を設けたい方におすすめの間取りについて解説します。
それぞれの個室が欲しい方や生活リズムが異なる方におすすめの間取りです。
別室の間取りといえば、2DKや2LDKが一般的です。
それでは順番に解説します。
二人暮らしに人気の間取り③2DK
2DKには、ダイニングキッチンに居室が2部屋ついています。
1DKと同様に最近ではリビングダイニングが人気のため、比較的古い賃貸物件に多い間取りです。
2DKのメリット
2DKは1DKとは異なり、居室が2部屋あるため、ケンカなどをしても別々の部屋で過ごせ、お互い冷静になれる時間を作れます。
お互いの睡眠を邪魔せずに済むので、生活リズムが異なるカップルなどにおすすめです。
同棲してもそれぞれの時間を大切にしたいという方は、2DKも検討してみましょう。
また家賃も1DKほど安くはありませんが、1LDKと同じかそれより安い賃貸物件もあります。
2DKの注意点
2DKの賃貸物件は、築年数の古い物件に多い傾向のため、1部屋が和室であるケースもあり、小さいころから洋室で育ってきた方には好みと合わない恐れがあります。
ただし、和室は下の階に音が響きにくいというメリットがあったり、気になる方はカーペットやラグを敷くのもおすすめです。
また収納スペースが少ないこともありますので、注意しましょう。
部屋に荷物があふれると掃除もしにくくなりますので、2DKを選ぶ際は収納スペースも確認が必要です。
二人暮らしに人気の間取り④2LDK
次にご紹介するのは、リビングダイニングに居室が2部屋ついている2LDKの間取りです。
2LDKのメリット
2LDKは2DKのメリットをそのままに、リビングダイニングが広く設計されているため、友人を招くことも可能です。
収納スペースが充実している間取りも多く、荷物が多い方でも無理なく収納できます。
2LDKの注意点
2LDKの賃貸物件は、収納や別室などのメリットはありますが、家賃は比較的高額です。
築浅の賃貸物件も多く、探せば探すほど築浅できれいな賃貸物件を選びがちです。
また部屋が広くなるため、家賃に加え光熱費も高くなることにも注意しましょう。
二人暮らしに最適な間取り③子ども
これまで夫婦やカップルの二人暮らしの生活を想定した間取りを解説しましたが、新婚夫婦なら子どもが生まれることを想定されている方も多いのではないでしょうか。
最後に今後子どもが増えることを踏まえた間取りをお考えの方のためにおすすめの間取りについて解説します。
子どもが生まれることを想定した間取り
いずれ子どもを作ろうとお考えの方なら、あらかじめ子どもが生まれることを想定した間取りとすべきでしょう。
二人暮らしを想定し、1LDKなどを借りた後すぐに子どもができると引っ越し代もかかり、引っ越しにかかる手間も発生します。
子どもが生まれることを想定するなら、将来的に子ども部屋が必要になるので2LDK以上がおすすめです。
二人暮らしのときは別室でそれぞれの部屋として利用でき、子ども部屋が必要になるタイミングで夫婦の寝室を1室にします。
またリビング・ダイニングに部屋が併設されているタイプの間取りなら、二人暮らしや子どもが小さいうちは広いリビングとして利用可能です。
広いリビングがあると友人を招いてホームパーティーなどもできたり、赤ちゃんを寝かせておいたりできます。
フレキシブルな間取り
子どもを複数人お考えの方なら、フレキシブルに対応できる間取りがおすすめです。
たとえば、大きい寝室に仕切りを設置して2部屋にできると便利です。
二人暮らしのときは大きい寝室として、子ども部屋が必要になると仕切りを設けて2つの子ども部屋として利用できます。
また子どもが増えるタイミングで賃貸物件から持家に移行される方も多いので、あらかじめどのタイミングで持家を購入するか検討しておくと良いでしょう。
まとめ
二人暮らしに最適な間取りは、それぞれのライフスタイルによって異なります。
生活リズムが異なるなら可能な限り部屋数の多い間取りが良く、将来の資産形成を早くしたいという方は1DKなどで家賃を抑えるほうが良いでしょう。
また子どもが生まれることを想定するかしないかでも選ぶべき間取りは変わります。
二人でよく話し合い、お互いにとって最適な間取りを検討してみてください。