近年リモートワークが増加し、ワークスペースを自宅に設けたいという方も多いのではないでしょうか。
ワークスペースをリノベーションする際は、事前に費用やポイントを把握しておくと安心です。
そこで、不動産購入後にリノベーションをご検討中の方に向けて、ワークスペースの種類、リノベーションにかかる費用の相場やポイントをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちらリノベーションでワークスペースを作る際の3つのタイプ
リノベーションによってできるワークスペースには「個室」「半個室」「オープンスペース」の3つのタイプがあります。
それぞれのタイプの特徴とメリットやデメリットをご紹介します。
タイプ①完全に独立した「個室」
独立した空間である「個室」は、1つの部屋をそのままワークスペースにすることで、プライバシーが守られる環境が作りやすいといった特徴があります。
近年は自宅でリモート会議をおこなっている方も多いのではないでしょうか。
個室にすれば、リモートワークでも生活音を気にすることなく仕事に集中することができます。
また、個室であれば収納を多く作ることができるため、資料や道具などを片づける手間が不要で、仕事の効率アップも望めるなどメリットが多いです。
一方で、家族とのコミュニケーションが減ったり、光熱費がかさむなどのデメリットもあるため注意が必要です。
タイプ②部屋の一部を仕切った「半個室」
部屋の一部をパーテーションなどで仕切った「半個室」タイプのワークスペースは、仕事の空間を保ちながら家族とのコミュニケーションをとれるのが特徴です。
とくに小さい子どもがいる家庭では、個室で仕事をすることが難しくなります。
しかし半個室タイプにすれば、子どもが遊ぶのを見ながら仕事もすることができるので安心できます。
また、リビングや部屋を本棚で仕切ってワークスペースを作れば、収納を増やすことができるためおすすめです。
ただし、半個室の場合は生活音が入ってしまうため、リモート会議をする際は注意が必要です。
タイプ③リビングの一角に設置する「オープンスペース」
リビングの一角に机などを置く「オープンスペース」タイプは、もっとも手軽にワークスペースを作れるのが特徴です。
オープンスペースタイプは、一人暮らしの方や1人での時間が多い方におすすめといえるでしょう。
照明や空調設備なども共用できるため、光熱費の節約にもつながります。
ただし、仕事に集中できない、オンオフの切り替えが難しいといったデメリットもあります。
ワークスペースのリノベーションにかかる費用の相場とは
ワークスペースのタイプがわかったところで、気になるリノベーションにかかる費用の相場をご紹介します。
ワークスペースを作る際の費用相場
ワークスペースを個室タイプとした場合の費用相場はおよそ150~200万円です。
ただし上記はあくまでも目安であって、内装建材のグレードや素材、必要な作業項目によって異なります。
ワークスペースの工事内訳の費用相場
ワークスペースを作るための工事項目ごとの費用相場は以下のとおりです。
①内装工事の費用相場
内装工事にかかる費用相場は、施工方法や使用する材料によっても異なります。
6畳の部屋をリノベーションする場合、費用相場は以下のように変わります。
●床を複合フローリングで上張りする:約6~11万円
●床を複合フローリングで張り替える:約9~19万円
●壁・天井をビニールクロスに貼り替える:約5~7万円
●壁・天井を珪藻土や漆喰塗りにする:約20~30万円
床のリフォームは既存の床を撤去せずに上張りするか、撤去して張り替えるかによって大きく費用が変わってきます。
また、無垢材を使用した場合は工事費が高くなります。
②カウンターデスクを造作する費用相場
ワークスペースに欠かせないカウンターデスクは、スペースに合わせてカウンターの長さを造作すると無駄なく設置することができます。
費用相場は、長さ1.5m・奥行50cmだと約7~15万円かかります。
③壁面に本棚を造作する際の費用相場
壁面いっぱいに本棚を造作する際は、合板を用いることで比較的安価に作ることができます。
費用相場は、本棚の幅1.8m・高さ2.3m・奥行30cmのケースで15~20万円です。
また集成材を用いた場合は、約20~25万円必要になります。
ここまで工事内訳ごとの費用相場をご紹介しましたが、いずれも使用する建材のグレードによりかかる費用は異なります。
つまり、グレードを下げれば低価格でワークスペースを設けることも可能です。
また、ワークスペースのリノベーションをするにあたって、何を優先的にするのかを決めておくことをおすすめします。
優先順位を決めておくことで予算も立てやすくなり、理想のワークスペースを作ることができるでしょう。
リノベーションでワークスペースを作る際のポイントと注意点
最後にワークスペースをリノベーションする際のポイントと注意点をご紹介します。
ワークスペースを作る際のポイントと注意点は、3つあります。
●シミュレーションしてみる
●生活環境に合わせて場所を決める
●ワークスタイルによってスペースの大きさを決める
それぞれのポイント・注意点を解説します。
ポイント1:シミュレーションしてみる
ワークスペースを作る前に、ご自身でどのような目的で何時間使用するのか、などを具体的にシミュレーションしてみることをおすすめします。
そうすれば、どのくらいの広さが必要でどのような家具がいるのかをイメージをすることができます。
また、長時間ワークスペースで過ごすのなら、空調や換気などの設備も整えておくことが大切です。
とくに窓がない部屋だと夏場は熱気がこもる可能性も考えられます。
また、パソコンやプリンタ、そのほかデジタル機器を使用する場合は、コンセントの位置や数を考えておく必要もあるでしょう。
さらに、インターネットを利用する場合はネット環境が良いかどうかも重要になってきます。
このように、快適な空間で過ごすための空調や通信環境についても、あらかじめシミュレーションしておくと安心です。
ポイント2:家族や生活環境を考えて場所を決める
家族や生活環境に合わせてワークスペースの場所を決めることもリノベーションする際のポイントです。
たとえば、小さい子どもがいるご家庭であれば、リビングなどの子どもが過ごす場所が適しているといえるでしょう。
一方で、一人暮らしや在宅勤務という方は、リビングやダイニングなど使い勝手が良い場所を選ぶのがポイントです。
また、リモート会議が多いという場合は、リビングから遠い場所や個室がおすすめです。
ポイント3:ワークスタイルによってスペースの大きさを決める
働くスタイルによって、どのくらいのスペースが必要なのかを見極めることもポイントです。
たとえば、パソコン1台だけで仕事ができるということであれば、それほど広さは必要ないでしょう。
一方で、機材や資料が多いということであれば、3坪ほどの広さがあれば収納も確保でき余裕をもって作業することができます。
このようにスタイルに合わせてワークスペースの広さと収納スペースを決めると、無駄がなくリノベーションすることができるでしょう。
まとめ
リノベーションでワークスペースを作る際の3つのタイプと、かかる費用やポイントについてご紹介しました。
ワークスペースをリノベーションする際は、生活スタイルや家族構成などによって場所や大きさを選ぶことが大切です。
また、リノベーションする際は事前にシミュレーションしておくと安心です。
1940年創業、台東区・荒川区で地域密着
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