銭湯文化が残る町「荒川区」。
荒川区には銭湯が多くあり、また季節ごとに変わり湯も開催しています。
今回は、荒川区の季節湯やイベントなどの銭湯事情、またおすすめの帝国湯や利用情報をご紹介します。
荒川区に住まいを検討されている方は、帝国湯の見どころや利用情報をぜひ参考にして、利用してみてはいかがでしょうか。
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東京23区の中で2番目に銭湯が多い区が荒川区で、銭湯文化が残る町といわれています。
荒川区にお住まいの方は、荒川区の銭湯事情が気になる方も多いのではないでしょうか?
荒川区の銭湯事情として、季節に合わせた変わり湯や1年を通してイベントや開催しています。
そこで季節湯やイベント、また入浴料金などの荒川区の銭湯事情をご紹介します。
荒川区の銭湯事情①季節湯
5月5日(こどもの日):しょうぶ湯
しょうぶ湯では、端午の節句の習わしといわれるしょうぶ湯を実施しており、小学生以下のお子さまは入浴料が無料でジュースのプレゼントがあります。
9月第3月曜日(敬老の日):ふれあい入浴デー
ふれあい入浴デーでは、ジュースのプレゼントがあります。
10月10日:ラベンダー湯まつり
ラベンダー湯まつりは、乾燥させたラベンダーを使用したお風呂で、中学生以上の方にオリジナルタオルのプレゼントがあります。
11月3日(文化の日):じゃばら湯
「邪気を払うほど酸っぱい」といわれる柑橘果実「じゃばら」と使用したお風呂で、小学生以下のお子さまにジュースのプレゼントがあります。
12月冬至:ゆず湯
1年中風邪を引かないという言い伝えがあるゆず湯を実施しており、小学生以下のお子さまは入場料無料でジュースのプレゼントがあります。
1月2日:正月湯
1年の始まりを銭湯の朝湯でスタートさせましょう。
中学生以上の方には、石鹸などの粗品のプレゼントがあります。
2月11日(建国記念の日):いよかん湯
リラックスできる爽やかな香りと、体の芯から温まる柑橘果実「いよかん」を使用したお風呂です。
小学生以下のお子さまには、ジュースのプレゼントがあります。
荒川区の銭湯事情②イベント
荒川区の銭湯では、お得で楽しいイベントも開催されます。
荒川区の銭湯で開催されるイベントは以下のようなものです。
6月~11月の第3土曜日:親子ふれあい入浴「あらかわ家族の日」
荒川区在住の親子(子どもは小学生以下)は入浴料無料なので、ぜひ親子でゆっくり湯船につかりましょう。
9月~11月の年数回:荒川銭湯寄席
銭湯の休憩室や脱衣所で観覧無料の寄席をおこないます。
入浴券がプレゼントされるので、落語を楽しんだあとは湯船につかり、心も体もさっぱりしましょう。
10月~11月:銭湯deころばん体操「フィットネスin銭湯」
入浴前にころばん体操を実施し、健康な体作りをおこないます。
入浴券のプレゼントもあります。
10月~12月:銭湯展、スタンプラリー
荒川区の銭湯を巡るスタンプラリーを実施し、スタンプの個数に応じて景品がもらえます。
また、銭湯展では荒川区にある銭湯の魅力を感じられます。
荒川区の銭湯事情③入浴料金
荒川区にある銭湯の入浴料金は、中学生と未就学児がお得となっています。
中学生の入浴料金は、もともと大人料金の480円でしたが、300円になりました。
そのほかの入浴料金は以下になります。
●大人(15才以上)480円
●中学生(12才以上15才未満)300円
●小学生(6才以上12才未満)180円
●未就学児(6才未満)無料(大人1人につき小人2名まで)
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荒川区のおすすめ銭湯!帝国湯をご紹介
荒川区には、鴻の湯や黄金湯、帝国湯や梅の湯など全部で21の銭湯があり、さらにJR常磐線の三河島駅から徒歩10分圏内に6軒の銭湯が集まっている銭湯密集エリアがあります。
そのなかでも、おすすめの銭湯の1つである帝国湯について、見どころとともにご紹介します。
大日本帝国時代から続く帝国湯
帝国湯は、1916年(大正5年)から続く銭湯です。
駅前から歩いていると、古びた民家が並ぶ狭い道が交錯する下町風景があります。
すると、堂々たる入母屋造りと起り破風玄関の帝国湯が現れるのです。
旧字体の日本語で「ていこく」と書かれたのれんをくぐり抜けると、渋くて雰囲気のある空間が広がっています。
大正5年に建てられた帝国湯ですが、戦災や震災によって1952年(昭和27年)に一度建て替えられました。
しかし、それ以降は全体的な仕様は変えていないので、当初の姿がそのまま維持されているようです。
開放感のある空間
入ってまず目に入るのは、吹き抜けの天井と全面ガラス扉によって、とても広く開放感が感じられる脱衣所です。
また、折り上げ格天井によってしっかりと組まれた天井の隅には、えびと呼ばれる曲線の細工が施されています。
高い天井にくわえて窓も多くあるので、開放的な空間が広がっており、古い柱時計の両側には入浴者心得が書かれたものが掛けてあります。
富士山のペンキ絵
浴場に入ると真正面に、男湯と女湯にまたがって描かれた大きな富士山のペンキ絵が目に飛び込んできます。
このペンキ絵は、豪快で力強い画力で有名な銭湯ペンキ絵師の早川利光さんによって描かれたものです。
亡くなった今でもファンが多く、作品を見に訪れる方もいるほどで、貴重なスポットになっています。
また、基本的に銭湯のペンキ絵は2、3年で修繕が必要になりますが、帝国湯のペンキ絵はファブリック生地に描かれた珍しいペンキ絵で、10年ほど修繕していないそうです。
ほかにも湯船の周りには、鯉のタイル絵や鹿の親子が描かれたモザイクタイル画があり、子どもも楽しめるでしょう。
とにかく熱い湯
帝国湯は、熱々のお湯を使用していることが特徴です。
薬湯・バイブラ湯・ジェットバスの3種類の湯船が並んでいるのですが、バイブラ湯とジェットバスがとにかく熱いようです。
溶岩のお湯吐きからは熱湯が注がれ、湯船の底からは気泡が噴出していて、初めは足を数秒つけるだけで精いっぱいかもしれません。
しだいに慣れてきますが、熱い湯が苦手な方はぬるめの湯である薬湯に入ってみると良いでしょう。
銭湯を囲む庭
湯船につかりリフレッシュしたあとに脱衣所に戻ると、落ち着いた雰囲気の庭が現れます。
まるで老舗旅館のような雰囲気で、のんびりと贅沢な時間を過ごせるでしょう。
また、庭にはさまざまな花が咲いており、池では鯉が自然繁殖しています。
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荒川区のおすすめ銭湯!帝国湯の利用情報
100周年を迎えている帝国湯には見どころがたくさんあります。
銭湯が好きな方は「行ってみたい!」「利用情報を知りたい!」と思った方も多いでしょう。
最後に、帝国湯の利用情報をご紹介します。
帝国湯の利用情報
●所在地:東京都荒川区東日暮里3-22-3
●営業時間:15:00~22:00
●定休日:月曜日
●アクセス方法:JR常磐線「三河島駅」より徒歩7分
●駐車場:あり
帝国湯の利用情報「毎月実施される変わり湯」
帝国湯では、月に2回変わり湯を実施しています。
変わり湯は、野葡萄・ドクダミ・ヒバ・南天葉・ヨモギ・青木笹・柿などを使用した湯です。
また、帝国湯には据え置きシャンプーやボディーソープはありません。
脱衣所にはマッサージ機があるので、湯船によって疲れを取りさっぱりした体からさらにリフレッシュできるでしょう。
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まとめ
銭湯文化が残る荒川区の銭湯事情や利用情報が気になる方は多いでしょう。
荒川区では、1年を通して季節湯やイベントが開催されています。
また、荒川区のおすすめ銭湯の1つである帝国湯には見どころがたくさんあるので、利用情報を確認して訪れてみてはいかがでしょうか。
荒川区でお住まいを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
1940年創業、荒川区・台東区で地域密着
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