住まいを変えたり、仕事の関係で賃貸住宅の引越しを検討している方は、出窓の特徴などはご存じでしょうか。
内見に行ったときに部屋の印象を左右するポイントは様々ありますが、中でも「窓」は大きなポイントではないでしょうか。
ここでは、出窓の特徴などについて解説していきますので、ぜひ物件探しの参考にしていただければと思います。
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採光性がアップし部屋の中が明るくなる
出窓は通常のものよりも出っ張っているので、ガラスの面が広いという特徴があります。
ガラスの面が広いことで、部屋のなかに入る光の量が増えることになり、室内が明るくなるという利点が生まれます。
また、外側に出っ張っているので、日差しが弱くても最大限日光を取り入れられるように設計されていることがほとんどです。
あまり太陽が出てなくても室内が明るくなるのは大きな利点となるでしょう。
室内が広く感じられる
外側に出っ張っていて、その分部屋の広さを感じることができるようになるというのもメリットです。
ガラスが張られている面の数も多く、通常よりも外の景色を多く見られます。
外の景色を多く見ることがあれば、その分室内の解放感もより強く感じることが可能になるでしょう。
外側に植物などがあれば、部屋の外からでも緑を感じられるため、リラックス効果を得られると思います。
インテリアスペースとして活用できる
従来であれば、窓の近くには何もありませんが、出窓の場合であれば手前にスペースがあったりします。
そのため、そのスペースになにか家具を置いてみたり、ちょっとした小物を置いてみたりすることで、インテリアとして利用可能なのが良い点になります。
ちょっとしたインテリアを置いて、部屋のなかをオシャレにしてみましょう。
植物が育てやすくなる
出窓の近くは日当たりが良好となっているため、植物を育てるのには理想の環境です。
日光を必要とする植物を育てる場合には、出窓のそばに置くことでとても丈夫に育てることが楽しみになるでしょう。
また、出窓は日が当たる時間が長いため、時間帯によって植木を移動させる必要がないという点も大きな利点となるでしょう。
冬場であっても暖かさを保っていけるので、植物が枯れてしまう心配する必要もなく、安心して育てていくことで植物もすくすく育ちます。
賃貸の出窓の特徴とデメリット
夏は暑さが増す
出窓は、太陽の光がよく入るため、夏の暑い日は暑さが増します。
採光性がアップし部屋が明るくなるというメリットがある一方、太陽の光が入りすぎて部屋が暑くなるというデメリットにもなってしまいます。
暑さが気になる場合の工夫としては、カーテンを遮光性のものにすることで、部屋の暑さを防ぐことができます。
風切り音が発生する可能性がある
出窓は、風向きによっては、風切り音が発生してしまう可能性があります。
出っ張っている分、風が切れる音が発生しやすいというのが原因となっており、それが騒音となってしまう可能性があります。
風が強い日などはとくに影響が大きくなり、ひどい場合はうるさくて眠れなかったりする、ということもあるため注意しておきましょう。
複数の部屋がある場合は、出窓がない場所を寝室にするなどの工夫をしておいたほうが良いかもしれません。
結露しやすくなる
出窓は外気の影響を受けやすいので、夏は熱気を冬は冷気をため込んでしまいます。
そうなると外気との差で、表面に結露が発生してしまうというデメリットが発生します。
表面の水滴を放置しておくと水滴がカビの原因となったり、表面が傷んでしまうことにもなるため、適度に掃除をしていく必要が出てきてしまいます。
結露が発生しないように、外気との差を減らす工夫をしたり、なるべくこまめに水分を拭きとるなどして対策を練るようにしておきましょう。
サッシ周辺にも注意をしておかなければならない
結露が生じやすくなると、その分水滴が近くに付着することが考えられます。
周りの部分が木製だった場合、それが原因で腐食してしまうこともあり、注意しておかなければなりません。
出窓付近にも気を配って、物件が劣化しないように配慮しておきましょう。
賃貸の出窓の特徴と活用法
出窓はどう使うべきでしょうか?せっかくスペースがありますので、上手く活用したいものです。高さや奥行きなど様々ですが、いくつかの活用法をご紹介します。
観葉植物を並べるスペースとして活用する
メリットでも解説しましたが、出窓の周辺は観葉植物を育てるのにはうってつけのスペースとなっています。
植物を多く設置して、それぞれの成長を見守るのを楽しんでみても良いでしょう。
それぞれの植物がどんどん大きくなっていき、花が咲くのが見れたらとても喜ばしいことでしょう。
ものによっては、花を咲かせないものもあったりしますが、そういったものを育ててみるのも一興として楽しむことができるかと思います。
季節や気分によって、育てるものを変えてみるのも楽しくなるかと思います。
さまざまな植物を育ててみて、緑に囲まれた生活を送ってみましょう。
机の延長として活用する
出窓の活用法として、机の代わりに利用するという方法があります。
出窓によっては、奥行きの部分にカウンターのような、ものを置く部分がある場合があります。
椅子を置いてしまえばそこをデスクとして利用していけて、ちょっとした軽作業などはそこでおこなえるようになります。
また出窓の前に机を設置して、机の延長として活用することで、使えるスペースを広くすることも可能です。
長時間机として利用することがあるならば、光が入る量にかんして考慮しながら使用していくと良いと思います。
レースのカーテンをつけるなどの対応をおこない、なるべく光が入りすぎないようにすることによって、活用法にも幅が広がることでしょう。
棚を置いたりして物置き場として利用する
カウンターのようにものを置くスペースがあったりすれば、物置き場として使ってみたりすることもできるため、ぜひ試してみてください。
収納棚を作って魅せる収納として利用することも可能です。
家族のフォトスタンドを飾ってみたり、趣味のプラモデルを飾ってみたり、さまざまなものを置くことが可能なので、インテリアとしても最適です。
ただ、色褪せなどを気にすることがあれば、レースのカーテンなどをうまく使ってみて、なるべく日光が当たりすぎないようにする配慮などをするよう、覚えておきましょう。
ブックスタンドを一緒に並べて、本棚として利用することもできるようになりますし、本だけでは寂しいということであれば、本以外にも、CDなども一緒に並べることによって、雰囲気を変えてみるのも楽しいです。
なるべく設置するものを変えたりしながら、インテリアを工夫するのを楽しみましょう。
座る場所として使ってみる
出窓はただ採光を得るだけのために使うだけはなく、カウンターがある場合、座る場所として利用してみるのもできます。
クッションなどを敷き、座れるようにするだけで、部屋のインテリアを変えることができ、ちょっと違った雰囲気を出して楽しんでみましょう。
模様替えや、空いたスペースの有効活用の方法として、座る場所にしてみるのも良いと思います。
日光が差していない日にはアロマキャンドルを設置
出窓は日光を多く取り込めるのが良い点ですが、どうしても曇りであったりしたら、日中暗くなってしまうことが考えられます。
そうしたときには、ちょっとオシャレに、アロマキャンドルを設置して採光をとるのも良いと思います。
アロマキャンドルであれば、燃やしているあいだアロマの香りを楽しむこともでき、光だけでなく、香りでもオシャレな雰囲気を演出したりするのも良いと思います。
こちらも、毎日おこなう必要はなくとも、たまにオシャレ気分を味わうための一工夫として、やってみてください。
まとめ
ここまで、お部屋を探している方に向けて、出窓の特徴やメリット・デメリット、活用法などを解説してきました。
出窓にはもちろんデメリットはあるものの、通常の窓とさほど変わらない問題になるため、もしもそれを許容することができるならば、良い点だけを享受していけるでしょう。
室内が明るくなったり、広く感じられるのはとても嬉しいポイントですよね。
普通の部屋とは違うアクセントとなる出窓。
インテリアなどで上手く活用して、素敵な新生活をお過ごしください。
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