マイホームを購入したほうが良いのか、それとも賃貸で暮らしたほうが良いのか、誰でも悩み迷うときがあるかと思います。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、それらを比較しながら自分の考え方に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、賃貸と持ち家の良い点、気になる点についてご紹介します。
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賃貸を選ぶ最大のメリットは、いつでも気軽に引越しができることだと言えるでしょう。
ライフスタイルが変わると同時に、より住みやすい物件に引越すこともできますし、何らかの理由で別の場所で暮らしたいと思ったときもすぐにそれができます。
たとえば、子どもが小さいうちは、学校のそばで暮らし、ある程度大きくなったら静かな場所に引越して暮らせるなどです。
また、収入に合わせて、引越ししながら無理のない賃貸で生活できるのも魅力です。
〇修繕費用を心配する必要がない
賃貸の場合は、劣化などで修繕が必要になったときも、管理会社や大家さんが対応してくれますので、自分で費用を用意する必要がありません。
また、室内の設備が壊れてしまった場合も、同じように大家さんが費用をもってくれます。
ただし、自分のミスで壊してしまったときは、対応してもらえないことも多いので注意が必要ですし、残置物扱いの設備が故障した場合は借主負担となりますので、しっかり確認することが大切です。
〇税金の支払いがない
賃貸の場合は、持ち家とは異なり、固定資産税などの税金の支払いがないのも良いところです。
✖自分の好みにリフォームすることができない
賃貸物件の場合は、自分の財産ではありませんので、基本的に自分の意思でリフォームや設備設置ができないというデメリットがあります。
与えられた環境の中で暮らすことになるため、古い物件になると、必要だと思う設備が設置されておらず、不便に感じるようなケースもあります。
✖何歳になっても賃貸料の支払いが発生する
若い頃であれば、毎月の家賃を滞りなく払うことができますが、退職した後も同じように家賃を払い続けることになりますので、場合によってはデメリットに感じる方もいます。
そこで暮らしていく以上、毎月の支払いが発生しますので、そのあたりのことも考えながら費用を用意しておく必要があります。
また、更新料が必要になりますし、その際に、お金だけでなく保証人が必要になる場合もあり、それが難しいと契約が打ち切られてしまうこともありますので注意が必要です。
若いうちは良いですが、高齢になってくると家族構成によっては、保証人を用意することが難しくなる方もいますので、そのあたりのことも考えなければなりません。
✖原状回復義務がある
自分の所有物ではありませんので、物件から退去するときは元の状態にして返す義務があります。
個人差はありますが、退去時の状態に違いがあり、場合によっては高額な費用が必要になることもあります。
義務の対象になるものは、経年変化に当たらないものなどで、喫煙習慣がある方は、染みついたヤニやニオイに対する費用が必要になることも考えられます。
【皆はどう思ってる?】「賃貸派」の理由TOP5
1位:住宅ローンに縛られたくないから(41.6%)
2位:天災が起こった時に家を所有していることがリスクになると思うから(32.2%)
3位:税⾦が⼤変だから(24.4%)
4位:仕事等(転勤・転職・退職など)の都合で引っ越しする可能性があるから(20.3%)
5位:家族構成の変化で引っ越しする可能性があるから(17.1%)
参照:2021年「不動産の日アンケート」|全宅連・全宅保証(ホームページを活用して実施し23,349件の有効回答が寄せられた調査結果)
持ち家のメリットとデメリットについて
マイホームを持つ最大のメリットは、資産になることです。
リフォームすることで子孫に残すこともできますし、自分のものなので、ストレスなく伸び伸びと自由に使うことができます。
〇自分のイメージに合った造りにできる
注文住宅であれば、イメージに合った造りにすることも可能なので、駐車場が必要であれば、もちろんそれを用意することもできるでしょう。
また、建売の場合も、ゆったりとした空間の中で暮らせますし、賃貸と比較すると、ハード面が充実していますので便利に使うことができます。
マンションの場合でも室内はある程度自由にいじることが可能です。
費用が用意できるのであれば、ライフスタイルに合わせて住みやすいように変えていくこともできます。
〇ローンを返済した後は住居費を抑えることができる
多くの場合、長期間住宅ローンを返済することになりますが、払い終えた後は住居費がぐんと減りますので、賃貸と比較すると持ち家のほうが老後も安心して暮らせると言えるかもしれません。
お金に余裕ができれば、その分好きなことに使うこともできますので、充実した老後を過ごしやすいのも良いところです。
〇団体信用生命保険を利用できる
契約するときに、住宅ローンの団体信用生命保険加入することができるのも魅力の一つです。
契約者に万が一のことがあったら、保険会社から残りのローンが支払われるので、残された家族が安心して暮らすことができます。
✖修繕費が必要になる
長く暮らしていると、どうしても家のあちこちに傷みや不具合が起こってきますが、自分でその費用を用意しなければならないというデメリットがあります。
また、自分で業者を見つけたり相談したりしながら、一からすべて対応することになり、手間や時間もかかります。
外壁や屋根などは、定期的にメンテナンスが必要になるのもデメリットでしょう。
✖税金がかかる
マイホームを持つと、固定資産税や都市計画税が発生するのですが、これは、ローン返済後も支払うことになります。
✖引越しするのが難しい
家を購入するときは、長くそこで暮らすことを前提にしている方がほとんどだと思いますが、何らかの理由でほかのところに引越したいと思うこともあるかもしれません。
そんなとき、賃貸であれば比較的容易にできるのですが、持ち家となるとなかなか簡単には引越せずデメリットに感じることも多いです。
【皆はどう思ってる?】「持ち家派」の理由TOP5
1位:家賃を払い続けることが無駄に思えるから(50.9%)
2位:落ち着きたいから(31.6%)
3位:持ち家を資産と考えているから(28.8%)
4位:⽼後の住まいが⼼配だから(26.9%)
5位:賃貸は何かと(近隣や使い⽅)気を遣うことが多いから(17.3%)
参照:2021年「不動産の日アンケート」結果|全宅連・全宅保証(ホームページを活用して実施し23,349件の有効回答が寄せられた調査結果)
賃貸に向いている人と持ち家に向いている人を比較
住まいについての考え方は個人差がありますので、まずはよく考えて、自分に合っているのが持ち家なのか賃貸なのか、メリットやデメリットを見て比較し判断することが必要です。
また、最初は賃貸で暮らしながら、ゆくゆくは持ち家にしたい人もいるかと思いますので、いつの時点でその判断をするのかも、あわせて検討してみてください。
賃貸に向いている人とは
結婚するかしないか定まっていない方や、転勤が多く同じ場所で長く生活することができない人は、賃貸のほうが向いているかもしれません。
将来、故郷に帰る可能性がある都会暮らしの方や、収入が安定していない人も賃貸のほうが良いでしょう。
家を購入するにはそれなりにまとまった費用が必要になり、長くローンを返済することになるので、自信がない人は自信が持てるようになってから、購入を検討したほうが安心です。
持ち家に向いている人とは
マイホームを購入する場合、多くの人が長期間かつ、高額のローンを組むことになります。
そのため、安定した収入がある人であり、ある程度まとまった貯蓄がある人が向いていると言えます。
退職するまでに完済できるようであれば、安心して持ち家を購入できることでしょう。
また、ライフスタイルに合わせて、リフォームしながら暮らしたいとお考えの方や、資産として購入したい方などにもお勧めです。
家族で暮らすことが予想される方は、複数の部屋があり広さもあるマイホームのほうが落ち着いて比較的快適に暮らせますし、反対に、地方への転勤がなく生涯独身で暮らすことを考えている方も、持ち家のほうが合っているかもしれません。
いずれにしても、この先のライフプランがすでに決まっている人に持ち家がお勧めだと言えそうです。
まとめ
賃貸と持ち家のどちらにもメリットとデメリットがありますので、比較しながら慎重に判断してください。
賃貸は、気軽に引越しができることや、修繕費用を用意する必要がないこと、災害による所有リスクを避けられるなどがメリットです。
持ち家は、資産になること、ローン返済後の住居費を軽減できること、自由に環境や設備を整えることができるのが魅力です。
どちらが正解というのはありませんので、ご自身や家族の考え方、ライフスタイルに合わせて素敵なお家を探してみてください。
1940年創業、台東区・荒川区で地域密着
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