東京23区のなかでも、下町の雰囲気が感じられる荒川区。
こぢんまりとした荒川区ですが、通勤しやすいアクセスや、子育てにも安心な治安のよさなど、ファミリーにおすすめできる条件が整った街です。
そんな荒川区には、評判の教育機関もあります。
今回は、区内唯一のユネスコスクールとして知られる「尾久宮前小学校」をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら荒川区の尾久宮前小学校は独自のパワーアップ事業も展開
基本的な教育方針
尾久宮前小学校は、荒川区のなかでも西部に位置する公立の小学校です。
小規模ですが子どもたちと教員の距離が近く、学力の向上とともに、一人ひとりのよさを伸ばす教育に力をいれています。
荒川区の尾久宮前小学校は、学校経営の理念を「すべては、子供たちのために!常に改善を目指す学校づくり」として、まさに子どもファーストともいえる教育を実践しています。
また、教育目標は「かしこく(知)」「やさしく(徳)」「たくましく(体)」です。
教育目標に基づいて「かしこく(知)」の部分では、しっかりと学力を身につける取り組みがおこなわれています。
たとえば、情報コミュニケーションのICTを活用した授業として、タブレットなども導入。
ほかにも、音読校長賞など独自の取り組みも実施し、子どもたちの学びを促進しています。
また、「やさしく(徳)」では、あいさつ運動をおこない、登校時間の尾久宮前小学校では、子どもたちの元気な声がきかれます。
荒川区の尾久宮前小学校では、自分も、他人も大切にできる豊かな心をもった子どもたちが成長していますよ。
さらに「たくましく(体)」では、荒川区の地域の人々に応援されながら持久走記録会を催したり、食育をテーマにした授業をしたり、さまざまな角度から生きる力を育んでいます。
尾久宮前小学校の子どもたちは、教育目標に基づいた取り組みを通じて仲が良く、前向きで明るい笑顔が特徴です。
「パワーアップ事業」
荒川区の尾久宮前小学校では、学校をよりよく向上させる目的で、独自の「パワーアップ事業」を打ち出しています。
パワーアップ事業の基本方針は、子ども学力向上、教師の指導力向上などです。
このパワーアップ事業の基本方針にもとづいて、尾久宮前小学校は「学力向上マニフェスト」も定めています。
教師については、外部講師や研修などからも学び、日常的に指導力を磨いています。
さらに、年間6回の授業研究と専門家の指導もうけています。
主体的な深い学びができるよう、授業の改善を推進しています。
教師たちのこれらの努力は、子どもたちの正答率の向上など目標に向けたものです。
一方、子どもたちの学力向上のためには、低学年では国語、高学年では社会でデジタル教科書などを導入しています。
デジタル教科書は、毎日1回以上利用されています。
また、荒川区の小中学校で実施される「あらかわ寺子屋」も、パワーアップ事業の一環として展開されています。
具体的には、放課後の時間を利用した個別指導や、勉強が苦手な子どもに対して基礎的な学習理解を進めています。
毎週1回以上、基礎的な学習の定着を目指してパワーアップ事業の「あらかわ寺子屋」が実施されます。
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荒川区内唯一のユネスコスクール「尾久宮前小学校」の活動
区内唯一のユネスコスクール
尾久宮前小学校は、荒川区唯一のユネスコスクールとして知られています。
ユネスコスクールは、教育や文化の交流から、国際平和と福祉を促進する「ユネスコの理念」を実践する学校です。
世界約182カ国で、ユネスコスクールはASPnetとして展開されています。
日本では1,100校以上がユネスコスクールに加盟しています。
荒川区の尾久宮前小学校は、平成24年に加盟校として承認され、以降、この活動を続けています。
尾久宮前小学校の活動
尾久宮前小学校のユネスコスクールとしての活動分野は、荒川区食育推進校として「食育」と「環境」に軸足を置いています。
持続可能な開発のための教育「ESD」を実践しながら、子どもたちが友達とともに問題をみつけ、解決をしていく力の育みを目標としています。
2020年度は、国際理解も柱のひとつに加え、複数の活動をおこないました。
ひとつは「鮭の里親事業」です。
山形県の鮭川小学校、荒川区の第二日暮里小学校と協働で実施している活動です。
12月に郵送された鮭の卵を預かって、5年生が稚魚を飼育。
2月下旬に、最上川の支流である鮭川に移しました。
例年であれば3校が交流しながら、鮭を放っています。
「江戸伝統野菜の栽培」では、尾久宮前小学校の4年生が、伝統野菜の三河島菜を育て、収穫までをおこないました。
栽培活動を通じて、子どもたちは地産地消など食育の知識も多く学び取りました。
「環境学習」では、外部から講師を招き、ビオトープの再生や自然環境を学び、またカブトムシの飼育にも挑戦しました。
また「オリンピック・パラリンピックに係る学習」もおこなわれ、子どもたちは国際理解を深めると同時に、日本の文化への誇りも高めています。
具体的には、世界の料理を学校給食で献立に組み込むことで、食育にも通じる活動となりました。
2021年度も、引き続き、さまざまな取り組みの実施が計画されています。
4年生の三河島な栽培だけでなく、1年生は大根の栽培と切り干し大根づくり、2年生は小松菜栽培とおひたしつくりなど、学年に応じたテーマを設定。
3年生は大豆の栽培から、しょうゆ教室に挑戦します。
ほかにも、5年生や6年生はブナの植林やビオトープの再生なども学びます。
荒川区の尾久宮前小学校の子どもたちは、ユネスコスクールの活動を通じて、体験と知識の吸収をバランスよく経験して、成長しています。
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荒川区の尾久宮前小学校の概要や充実した設備
尾久宮前小学校の概要
荒川区西尾久1丁目の尾久宮前小学校の概要を見ていきましょう。
規模は大きくないものの、子どもたちに目の行き届いた教育が期待できる学校です。
人数や体制の概要を紹介すると、まず児童は、1年生から6年生まで全校で約300人。
1学年が44人から63人ほどの少人数です。
対して教員は31人、職員数は4人と充実した体制を整えています。
生徒約10人に1人教員がいる割合ですね。
また、教職員のチームワークのよさも、尾久宮前小学校の特徴です。
「挨拶・笑顔・感謝」の充実をキャッチフレーズにし、先生たちは情熱をもった指導と、荒川区の地域の人々や保護者との連携も大切にしています。
また通学区域は、北側は都電通りから、南側は明治通りの手前のエリアで、具体的には東尾久や西尾久などのエリアが含まれます。
西尾久は荒川区らしい下町情緒を感じさせる地区で、東尾久にはファミリーも多く暮らしていますよ。
充実した施設もポイント
荒川区の尾久宮前小学校は、学校内の施設も充実していますので、さらに設備面などの概要も紹介します。
4階建ての校舎は、冷暖房が完備され、またもしものときのAEDも備えられています。
カウンセラーも非常勤として配置されています。
学校生活に悩みができたときには頼れる存在ですね。
また、プールや校庭、体育館など健康な成長に欠かせない施設も整っており、校庭については週4日ほど開放が実施されています。
注目したい概要としてあげられるのは、現代にフィットした授業が受けられる設備も充実していることです。
荒川区の尾久宮前小学校ではコンピューター室を備えており、さらに電子黒板やタブレット端末も保有しています。
子どもにとって、快適に学べる環境や設備が充実していますね。
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まとめ
尾久宮前小学校の概要などについて紹介しました。
子どもたちは明るくいきいきと素直に育ち、学校生活を楽しんでいると評判の学校です。
荒川区ならファミリーも多く、落ち着いた街で、安心して子育てができそうですね。
1940年創業、荒川区・台東区で地域愛着
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