お部屋探しをする上で賃貸物件のトラブルの中でも多い、騒音問題はなるべく避けたいものです。
そこで今回は賃貸物件における騒音問題にスポットを当て、賃貸物件で起こりがちな騒音ケースやその際の相談先についてご紹介。
さらに自分が騒音問題の加害者になったときの対処法や、事前の対策についてもお伝えします。
騒音問題の加害者にならないためにも、最後までチェックしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の騒音問題にはどんなケースがある?
では実際に賃貸物件に暮らす上で起こりがちな騒音問題とは、どのようなケースがあるのでしょうか?
それぞれ、チェックしてみましょう。
賃貸騒音問題ケース①近隣住人の話し(騒ぐ)声やペットの鳴き声
友人・知人との宅飲み
コロナ禍でリモート飲み会や宅飲みなど、お店以外でお酒を飲む機会が増えましたよね?
お酒が入ると人は気が大きくなり、声のボリュームまでアップしてしまいます。
とくに学生さんなどで今まで実家暮らしのかたは、アパートなどでの騒音問題に疎い可能性もあります。
また働く時間帯の違いで、深夜人が寝静まる時間に宅飲みをする場合は要注意!
そこまで大きな声でなくても周りが静かな分、騒音問題に発展するケースがあります。
ファミリー世帯あるある
お子さんがいるご家庭は、騒音問題の対象になりやすいため注意が必要です。
子どもの泣き声や兄弟げんか、逆に親が子どもを叱る声を聞くのも嫌なものです。
ただ小さいお子さんが声の強弱を調整したり、感情をコントロールするのは至難のワザ。
親御さんも子育てに必死になり、自分たちが騒音となっていることに気づいていない場合も考えられます。
もちろん、子どもがいるならなんでもOKではありませんし、かといって大人の住人のような規律を求めるのは難しいこと。
住人同士で互いに歩み寄ることが、一番の解決策かもしれません。
かわいいペットが加害者に!
飼い主さんにとって可愛いわが子(ワンちゃん、ねこちゃん)の鳴き声も、住人にとっては騒音となりえます。
最近はペット可物件も増えてきているため、「ペットOKなんだからこのくらい、いいでしょ?」という方も中にはいます。
ペットの鳴き声が気になるかたは、ペット可物件だけは避けるようにしましょう。
賃貸騒音問題ケース②足音や扉の開閉、イスを引くなどの生活音
生活音については、本人は気づいていないケースが多いかもしれません。
また上の階の生活音を騒音だと感じているかた自身も、下の階の住人に対して騒音を引き起こしている場合もあります。
以下で賃貸物件の騒音トラブルに起こりがちな生活音を、ピックアップします。
賃貸物件での生活音
●裏面が固いスリッパでの歩く音
●洗濯機の脱水時に起こる振動音
●掃除機をかける音
●イスを引く音
●子どものバタバタ音
●爪が伸びたワンちゃんなどの足音
●扉や窓の開閉音
ざっとピックアップしましたが、正直普段の生活で無意識に行うことばかりです。
わざと音をたてようと思って出す音ではないところが、問題を難しくしています。
賃貸騒音問題ケース③テレビ・ステレオ・楽器類の騒音
テレビやステレオ、楽器類の音が大きい場合は、その方のモラルの問題も考えられます。
このケースの場合、窓を開けて聞いたり、必用以上に大音量を発したりするなど、通常のモラルが欠けている行動といえるでしょう。
結構悪質なパターンなので、注意が必要です。
賃貸騒音問題ケース④自動車・バイクなどの騒音
改造バイクや自動車の空ぶかし、エンジン音なども騒音問題としてあげられます。
バイクや自動車は屋外で使用するため、その問題はアパートだけでなく、近隣の民家などにも被害が及ぶケースもあります。
ではこのように騒音問題が起きた時は、どこへ相談すればよいのでしょうか?
次から見てみましょう。
賃貸で騒音問題が起きた時の相談先はどこ?
賃貸物件で、騒音トラブルに巻き込まれた時の相談先についてみてみましょう。
騒音トラブルの相談先は「管理会社」1択!
管理会社はオーナーからその賃貸物件を任されている責任者の役割を担います。
騒音トラブルが起きたら、まずは管理会社へ連絡をいれましょう。
もしオーナーが一人で管理を兼任している場合は、オーナーへ連絡してください。
住人同士が騒音問題を解決しようとすると、感情論になりトラブルに発展しやすいため避けましょう。
また契約書の禁止事項で、騒音などの迷惑行為は、強制退去を命じることもできるため、やはり管理会社へ任せることが得策でしょう。
ただ管理会社の対応が悪い場合もあるため、その場合はオーナーへ直接連絡するのもアリかもしれません。
悪質な場合の相談先は警察へ
基本はどのような場合でも管理会社へ一報入れていただくのが基本です
その上で深夜のトラブルで管理会社へ連絡がつかない、騒音の度合いが悪質性を感じる場合などは躊躇(ちゅうちょ)せず警察へ通報しましょう。
その際にご自身で加害者の対処しないようにしましょう。
相手がお酒を飲んだり、ケンカしていたりする場合、感情的になりやすく大変危険です。
警察が到着するまで、静かにお部屋で待っておいてくださいね。
賃貸で騒音問題を引き起こし、加害者になってしまったら?
気づかないうちに自分が加害者になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか?
素直に謝罪の気持ちを伝え、再発防止対策をする
もし自分が騒音を引き起こしてしまったら、管理会社または、直接住人から注意を受けるかもしれません。
その際にまずは相手の話(苦情)を最後まで聞いた上で謝罪し、再発防止対策を伝えると好印象。
「この度は多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございません。今後はこのようなことがないよう、来客がある時は窓をしめ、外に音が漏れないよう注意します。」
など、具体的にどのように対処するか伝えておくとよいでしょう。
加害者にならないための再発防止対策とは?
ここからは賃貸物件で、騒音問題の加害者にならないための防止対策をチェック!
騒音問題を引き起こさないためにも、しっかりチェックして、事前に対策を練っておきましょう。
賃貸物件でやっておきたい騒音対策4選
床の防音対策
床にはお店のキッズコーナーなどでよく見かけるジョイントマットが最適!
最近は大人向けのシックなデザインもあります。
音の吸収はもちろん、床の汚れや冬の寒さ対策にもなります。
その他にはカーペットや防音マットなど、オシャレなデザインや掃除のしやすいタイプも出ているため、お気に入りを探してみるのもいいでしょう。
イスを引く音には、イスの足の裏に防音効果のあるゴムやフェルトをつけたり、カポッとはめるタイプのイスカバーをつけたりするのも効果的!
洗濯機などの家電も同じく防振ゴムなどを機械の下に設置しておきましょう。
壁の防音対策
壁や窓にも防音効果のあるシートやカーテンなどがあることをご存知でしょうか?
貼ってはがせるタイプもあるため、賃貸物件でも気軽に防音対策ができます。
また突っ張り棒やジョイナー(壁と壁をつなげる部材)を使って、室内の壁の内側にとっても簡単につくれる防音壁も!
オシャレなインテリアとしてDIYを楽しむのもいいですよ!
窓の防音対策
実は一番騒音の侵入がしやすいのは、窓なんです。
窓は構造上とても薄く、開閉のための隙間もつくってあるため、音が侵入しやすいのが弱点です。
効果的な対策として、遮音カーテンやテープ、吸音シートなどを設置するとよいでしょう。
防音対策番外編:環境を選ぶ
どうしても騒音問題が心配であれば、音漏れしやすい木造アパートより、鉄筋コンクリート造のマンションを選ぶといいでしょう。
さらに角部屋や最上階など物理的に騒音の頻度が少ない部屋を選ぶのもポイントです。
まとめ
騒音問題は、近隣住民のストレスや不眠など健康被害をも引き起こしかねない、危険なトラブルです。
どんなケースが騒音トラブルに発展するのか事前に把握し、加害者とならないよう、防音対策をとることは、賃貸物件で暮らす上での最低限のマナーです。
騒音トラブルを避け、気持ちよくあいさつのできる暮らしをしていきたいですね。
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