台東区は東京23区の東側に位置する街です。
浅草や上野など、都内でも有名な観光スポットが多く、江戸から続く独自の文化が根付いています。
この記事ではそんな台東区にある「防災広場初音の森」について、特徴や設備、施設の概要をお伝えします。
台東区への引っ越しを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら台東区にある防災広場初音の森の特徴
まずは台東区にある防災広場初音の森の特徴を見ていきましょう。
防災広場初音の森は、東京都台東区谷中にある公園です。
下町レトロの商店街として有名な「谷中銀座商店街」の近くに位置します。
区営のスポーツセンター跡地に台東区民のための防災公園として誕生し、さまざまな防災機能を持っています。
区営のスポーツセンターがなくなってからは長いあいだ空き地でしたが、台東区民が安心して暮らせる街にするため、防災広場初音の森ができました。
防災広場初音の森は一見すると普通の公園ですが、地域コミュニティ活動の場、コミュニケーション施設として親しまれている場所です。
都内の山手線内にあり、かつ旧来の路地が多い住宅密集地のなかにありながら、とても広々としています。
そのため平日の夕方や休日は、多くの子どもたちでにぎわっています。
散歩にも適しているので、お年寄りの姿も目立ちます。
防災広場初音の森ではシャボン玉や縄跳びなども楽しめ、幅広い年齢のお子さまが楽しめるでしょう。
遊具がないので、好きな遊び道具を持っていくのがおすすめですよ。
トイレや遊具のない自然豊かな広場です
また防災広場初音の森の隣には、谷中防災コミュニティセンターがあるのも特徴です。
西部区民事務所谷中分室や谷中区民館、谷中児童館、谷中子どもクラブ、中央図書館谷中分室など、さまざまな機能が備えられています。
大人の目が近くにあるので、お子さまを安心して遊ばせられるのが助かりますね。
初音の森の隣にある谷中防災コミュニティセンター
イベントも開催されている
防災広場初音の森は、防災にまつわるイベントも開催されています。
アウトドアフェスタや防災フェスティバルなど、楽しく防災を学べるイベントです。
知識と設備、装備と繰り返される訓練を通し、防災力は身についていくもの。
お子さまだけでなくお父さんお母さんにとっても勉強になるので、ぜひ参加してみてください。
※イベントなどは、ホームページの最新情報や概要をチェックしてください。
おすすめ物件情報|台東区のおすすめ賃貸物件
台東区にある防災広場初音の森に整っている設備は?
次に防災広場初音の森にある、防災設備を見ていきましょう。
先述した通り、防災広場初音の森は防災公園としての役割を持っていて、台東区民の安心と安全を担っています。
主な防災設備は以下の通りです。
かまどになるベンチ
防災広場初音の森内には、休憩スペースとして利用できるベンチがあります。
ウッド調でできた普通のベンチに見えますが、災害時にはかまどに変身するのが特徴です。
災害が起きて避難所生活になったとき、食事の支度が難しくなってしまいますよね。
火や水を使える施設が限られ、食事の支度ができず困ってしまう方も出てくるでしょう。
設備としてかまどが完備されていれば、災害時に炊き出しとして利用でき、あたたかい食事をつくることが可能です。
一見すると公園の風景になじんだ普通のベンチですが、座板を外せば火をくべられる「かまど」が出てきます。
ベンチを取り外すだけのシンプルな設計なので、簡単にかまどにできるのも助かりますね。
実はかまどベンチの歴史は意外に長く、誕生したのは10年以上も前です。
かまどベンチを製造するメーカーも増え続け、機能や使いやすさも日々進化しています。
防災力の見直しや向上が求められる今、かまどベンチが設置される公園が今後も増えていくでしょう。
防災広場初音の森は住宅密集地のなかにあるので、いざというときは心強い防災拠点になってくれそうです。
簡易トイレになるマンホール
防災広場初音の森の敷地内には、簡易トイレになるマンホールが20数個設置されています。
マンホールトイレとも呼ばれる防災設備で、災害時において迅速にトイレ機能を確保するものです。
下水道管路にあるマンホールの上に簡易便座やパネルを設けて使用します。
マンホールトイレは東日本大震災や熊本地震の際にも役立ちました。
そのためかまどベンチ同様、防犯設備としての需要が高まっていくでしょう。
災害時のトイレと聞くと、仮設トイレをイメージする方も多いですが、仮設トイレは工事現場や花火大会などのイベントで活用されるものです。
災害時は数の確保や、運搬、設置に時間を要することが課題になっているため、十分な数を準備するのは現実的ではありません。
その一方マンホールトイレは設置が簡単なだけでなく、排泄物をそのまま下水管に流せるので衛生面でも安心です。
もし災害が起きたとき、電気や水道が止まってトイレが使えなくなる可能性があります。
トイレが使用できないと体調不良や衛生環境の悪化にもつながるため、なくてはならない存在です。
マンホールが簡易トイレになれば、万が一のときにも困りません。
一見すると普通のマンホールですが、いざというときに役に立つ設備です。
深井戸
防災広場初音の森には、深井戸と井戸のポンプ、吐水用の流しも完備されています。
飲料水としては適さないですが、マンホールトイレや掃除の際の利用など、水の確保が難しいときに役立ちそうです。
また園内の照明は太陽光発電により電源を確保できるようになっています。
このように防災広場初音の森にはさまざまな防災設備が整っています。
トイレ、水、電気がそろえば、避難所生活も安心して過ごせるのではないでしょうか?
普段は一般的な公園として利用できますが、いざというときに防災力を発揮してくれる公園ということがわかりますね。
日常で使う広場で見慣れたものが、かまどやトイレになれば、いざというとき、とても心強いでしょう。
防災広場初音の森は、台東区谷中に災害が発生した際の避難場所として、街に安心と緑の地をもたらす存在です。
おすすめ物件情報|台東区の賃貸物件一覧
台東区にある防災広場初音の森の概要
次に台東区にある防災広場初音の森の概要を見ていきましょう。
●所在地:東京都台東区谷中5-5
●アクセス:JR「日暮里」駅より徒歩約8分、東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩約6分、東西めぐりん14番停留所「谷中小学校」より徒歩約3分
●駐車場:なし
●面積:7,150.28平方メートル
以上が防災広場初音の森の主な概要です。
大きな草地広場が中心の広場ですが、かまどベンチやマンホールトイレ、深井戸など、さまざまな防災設備が整っています。
この設備を使うことなく、「ムダだった」と思える日々が続くといいですね。
おすすめ物件情報|台東区の分譲マンション一覧
まとめ
この記事では台東区の防災広場初音の森をテーマに、特徴や設備、施設の概要をお伝えしました。
防災機能を持った公園のため、災害時などに役立つ設備が整っています。
台東区谷中周辺に引っ越した際は、特徴や概要をおさえたうえで、ぜひ1度足を運んでみてください。
【台東区の不動産情報】
1940年創業、台東区・荒川区で地域密着
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら