「子育てしやすい街」「育児に関するサポート制度を重視」などという条件で、引っ越し先を決めるファミリーが多くいます。
お子さまを持つ方にとって、子育てしやすい環境と支援制度が充実しているのは大変ありがたいことです。
では、東京都台東区にはどのような支援やサポート制度があるのでしょうか?
今回は台東区に引っ越しを検討している方に向け、子育てのしやすさをテーマに、妊娠期のサポートや子育て支援について詳しく見ていきます。
\台東区の不動産探しならお気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら台東区は妊娠期から子育てをサポート!妊娠中の支援サービスとは?
台東区は、妊娠期から子育てをサポートしてくれる子育てに優しい街です。
東京23区のなかではもっとも小さな区ですが、充実したサポートで妊娠期からの子育てをサポートしています。
台東区で取り組んでいる主な妊娠期のサポートは、以下の通りです。
産前産後支援ヘルパーあったかハンド
台東区では、区内に住む妊娠期の方や出産後の方を対象に「産前産後支援ヘルパーあったかハンド」という支援をおこなっています。
妊産婦や赤ちゃんを介助する人がいない場合や、妊娠期で家事ができない場合、ヘルパーが自宅まで訪問し、家事や育児のサポートをしてくれる子育て支援です。
家庭状況を把握するため、台東保健所または浅草保健相談センターで以下のどれかを終了している方が対象になります。
●ゆりかご面接もしくはたいとう面接
●3カ月もしくは4カ月児健診
●乳児家庭全戸訪問
上記のいずれかを受けていれば、OKです。
では産前産後支援ヘルパーあったかハンドでは、どのような子育て支援やサポートをおこなっているのでしょうか?
●沐浴の準備や補助、後片付け、着脱の介助など
●授乳の補助:哺乳瓶の消毒
●おむつ替えの補助:おむつの準備や後片付け
●兄弟の世話:幼稚園や保育園の送り迎えなど
●食事の支度や洗濯:赤ちゃんと家族の食事の準備(味付けなどは不可)や後片付け、洗濯物の取り込みやアイロンがけなど
●買い物:徒歩圏内でいけるスーパーへの買い出し
妊娠期や出産後は、思うように体が動かなかったり兄弟の世話ができなかったりしますよね。
産前産後支援ヘルパーあったかハンドは、家事や育児のサポートをしてくれるサービスなので、ぜひ利用してみてください。
妊娠相談ほっとライン
妊娠相談ほっとラインとは、妊娠中の体調のことで悩んでいる方や妊娠に対する不安、出産費用の疑問などに応えてくれる妊娠期の相談窓口です。
妊娠期の悩みを看護師などの専門家が対応し、内容によっては適切な関係機関を紹介してくれます。
匿名でも相談が可能なので、妊娠期に何らかの不安をお持ちの方は妊娠相談ほっとラインを利用してみてください。
●受付時間:10:00から22:00(月曜日から日曜日)
●定休日:元日
タクシーにも利用できる「こども商品券」を配布
ゆりかご・たいとう面接(妊娠届出済みの妊婦さんが保健師などと面談すること)を受けた方を対象に、タクシーにも利用できるこども商品券を配布しています。
こども商品券の配布は妊娠期の方のみで、出産後の方は対象外となるので注意してください。
おすすめ記事|ハザードマップも充実!防災にも積極的に取り組む台東区
出産後も安心!台東区で提供している子育て支援とは?
台東区における子育て支援は、以下のものがあります。
にぎやか家庭応援プラン
にぎやか家庭応援プランとは、3人目のお子さまを出産したときと小中学校に入学したタイミングで、お祝いの品をプレゼントする独自の支援制度です。
●出産時:こども商品券1000円券×10枚もしくは図書カード5000円カード×2枚から3つ
●小中学校入学時:全国共通商品券1000円券×10枚もしくは図書カード:5000円カード×2枚から3つ
高等学校の進学費用を助成
台東区ではお子さまを高等学校などへ進学させたいが、経済的に厳しい家庭に対して進学費用の1部を助成し支援しています。
対象となるのは以下の家庭です。
●住民税非課税世帯
●児童扶養手当受給中の世帯
生活保護受給中の場合は対象外となるので注意してください。
子育て応援とうきょうパスポート
台東区では、子育て応援とうきょうパスポートをというものを発行し、子育てを支援しています。
中学生以下のお子さまがいる家庭や、妊娠期の方がいる世帯が対象で、子育て応援とうきょうパスポートのステッカーが貼ってある店舗で各種子育て支援サービスを受けることが可能です。
提供している子育て支援として、以下のものが挙げられます。
●粉ミルクのお湯を提供
●商品の割引
●おむつ替えのスペースを提供
●その他乳児向けのサービス
子育て応援とうきょうパスポートの運営サイトから、スマートフォンなどでデジタルパスポートをダウンロードして利用してください。
こども医療費助成
お子さまが健康保険証を使って病院にかかったときや入院したときの、医療費の助成もおこなっています。
医療費助成の対象者は以下の方です。
●保護者とお子さまが台東区内に住んでいること
●お子さまが国民健康保険または社会保険に加入していること
お子さまが小さいうちは、何かと病院にかかることが多いでしょう。
医療費助成の支援は、とてもありがたいですよね。
一時保育
台東区では保護者が仕事や病気、出産などによりお子さまの保育ができない場合、一時的に幼稚園や保育園で預かってくれる一時保育を利用できます。
一時保育をおこなっているのは、以下の園です。
●坂本保育園(台東区下谷3-11-2)
●東上野保育園(台東区東上野2-25-12)
●一時保育室あさくさばし(台東区浅草橋2-15-5)
●ことぶきこども園(台東区寿1-10-9)
●たいとうこども園(台東区下谷3-1-12)
定員は1日5人で、一時保育室あさくさばしは1日8人です。
お子さま1人につき1,500円の利用料(2人目以降は1,050円)となっています。
幼児用ヘルメット無償配付
台東区に住む2歳児と1歳児を対象に、子育て支援として幼児用ヘルメットを無償で配付しています。
自転車の転倒などによる事故を防ぐために有効な支援サービスなので、自転車に乗るお子さまはぜひ利用しましょう。
●Sサイズ(46から52センチメートル)赤色または青色
●Mサイズ(50~56センチメートル)赤色または青色
申し込み後、約1カ月で自宅に届きます。
おすすめ物件情報|台東区の賃貸物件一覧
台東区の子育て支援としてリフォーム支援制度も!
台東区の子育て支援として、リフォーム支援制度も提供しています。
リフォーム支援制度とは安全に子育てができるよう、居住環境の整備を目的としたリフォーム工事をする保護者に対し、助成金を支援するものです。
居住用の住居であることや区内にある住宅であることが条件で、マンションなどの共同住宅でリフォーム支援制度を利用する際は、専有部分のみが対象になります。
リフォーム支援制度が対象となる工事は、以下のものです。
●バリアフリーを目的とした段差をなくす工事
●手すりの取り付け工事
●転倒や滑り止めを目的とした床材の変更工事
●ドアストッパーの取り付け工事
●コンセントの位置を移動する工事
●柱や壁、備え付け家具の面取り
●バスルームのドアに鍵を設置する工事
●折り戸への取り換え工事(指挟み防止)
リフォーム支援制度で助成される金額は、消費税を除く工事費の3分の1です。
上限は20万円となっています。
今までは何とも思わなかった段差やコンセントの位置などは、お子さまが生まれると不便に感じることがあります。
台東区でおこなっているリフォーム支援制度を利用し、安心して子育てができるようリフォームしてみてください。
おすすめ物件情報|台東区の分譲マンション一覧
まとめ
この記事では台東区における子育てのしやすさをテーマに、サポート体制や各種支援制度をまとめていきました。
23区内は子育て支援やサポートが充実し、住みやすい街といえます。
台東区に引っ越し後は上記の支援制度を上手に活用し、子育てを楽しんでくださいね。
\台東区の不動産探しならお任せください!/
弊社へのお問い合わせはこちら