一戸建てが欲しい!建売住宅にする?それとも注文住宅?
こんにちは。1940年創業、台東区・荒川区で地域愛着の城北商事不動産部です。
今回は、一戸建てにした場合に選択が求められる、建売住宅と注文住宅のメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
家が欲しいと思いいざ購入にむけて探しだすと新築住宅、中古住宅、土地の購入など選択肢があります。
そして、一戸建ての新築には「建売住宅」と「注文住宅」に分けられます。
建売住宅とは、土地と建物がセットになっている住宅のことです。
なお建売住宅には既に建物が完成している状態で販売されているものと、これから建物が建築されるものがあります。
対して、注文住宅とは、土地探しから家の設計、建築を一から行う住宅のことです。
注文住宅の特徴は建築基準法などのルールを遵守した上で、外壁や間取り、内装、設備が自由に選択できることです。
それでは続いて、建売住宅と注文住宅それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
建売住宅は1区画に1軒の場合があったり、同じ区画に複数の戸建てがそれぞれ1軒ずつ販売されている場合があったりします。
あらかじめ建物のプランがつくられているので、建物が未完成でも場所と間取りが気に入れば購入ができます。
〇建売住宅のメリット
〇価格が安い
⇒オーダーメイドで作る注文住宅に比べ、ある程度規格の決まった材料で作られることが多いので、手頃な価格になりやすいです。
〇購入手続きが簡単
⇒もともとプランのある住宅なので、流れとしてはマンションや中古住宅を購入するときと同じようになります。
〇入居までの期間が短い
×建売住宅のデメリット
×間取りや設備が自分の思いどおりにならない。
×土地開発区域に建物を複数造るときはデザインが画一的になりがち
注文住宅は設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどに設計や工事を依頼し、自分に合った家を一から造ります。
家族の好みやライフスタイルを反映した住まいを手に入れることが出来るという特徴があります。
〇注文住宅のメリット
〇建物の構造や間取り、設備、内装などを自分の希望どおりにできる。
〇好みの設計事務所やハウスメーカーを選んで、家を建てることができる。
〇建売住宅よりも高くなりがちですが、自分でお金をかけるところとかけないところを選択できる。
×注文住宅のデメリット
×自分で土地を見つけないといけない。
×入居時期に時間がかかる。
⇒建売住宅とは比べものにならないほど多くの時間が必要となります。
×追加費用が発生しやすい
⇒工事や設計の変更などで追加費用が発生することも多く、予算オーバーになってしまいがちです。
今回は、建売住宅と注文住宅のメリット・デメリットを見てきました。
一戸建てを購入するという意味では同じですが、それぞれ性質が異なります。
建売住宅がオススメな人は、「入居までの期間を早くしたい人」「時間と手間をあまり掛けたくない人」「決められた間取りやデザインの中から選びたい人」です。
一方、注文住宅がオススメな人は、「じっくり時間をかけて自分好みの家を作りたい人」「こだわりの素材や取り入れたい設備が決まっている人」「家づくりを依頼したい設計事務所やハウスメーカーなどがある人」です。
ご家族でよく話し合って、自分に合った方で選択してください。