住宅の購入は高い買い物だけに絶対に失敗したくないもの。
慎重に進めなくてはいけないけど、慎重し過ぎても結局いつまで経っても決めきれない・・・。
一体どうしたらいいの?
こんにちは。1940年創業、台東区・荒川区で地域愛着の城北商事不動産部です。
ネットで良い物件を見つけて、今週末に内見をすることになった。
実際に室内を見てみても、なかなか良い。
いろいろと真剣に検討しこの物件に決めよう!と思い月曜日に不動産会社に連絡を入れたら、「お陰様で買付申し込みが入り、契約予定になりました」と言われ、なす術なし。
東京で物件探しをしていると、こういったことはよく起こります。
では、このような事態を回避するためにはどうしたらいいでしょうか?
①即断即決できるよう、物件に見慣れておく
②住宅ローンの事前審査承認通知を事前に取り付けておく。
→買付申し込みが複数重なったらローンが通っている方の方を優先されます。
(物件代金を購入できる資力がありますという証明を事前に準備しておく。)
③物件情報を探すときは、ご自分の予算の少しだけ上の価格まで見ておく。
上記3つの中でも今回は、特に③についてもう少しお話ししたいと思います。
ネットで物件情報を検索するとき、自分の予算より少しだけ高い金額まで探しておくというのがポイントです。
自分の予算が4,000万円の方であれば、ネット検索では4,200万ぐらいまで。
自分の予算が5,000万円の方であれば、ネット検索では5,200~5,300万ぐらいまでといった具合です。
理由は、5,180万で売りに出ていた物件が、ある程度売却期間が経ってくると売主様の買換えなどのご事情で、4,980万等に価格変更されるケースがあります。
すると5,000万円までのご予算で探されているお客さまがネット検索で突然ヒットしてきます。
つまり、5,000万円までのご予算の方が急に増えますので、競合ライバルが増えてしまい、即断即決を試みても買い逃すという事が起こり得ます。
ですので、価格変更になる前の5,180万円などで売りに出ているような段階で内見をし、価格交渉をした方が、競合ライバルが少なくご予算の5,000万円以内で購入できる可能性が広がります。
売りに出したばかりの物件ですと売主様もいきなり価格交渉に応じてくれない可能性がありますが、少し売却期間が経っているようなタイミングの物件ですと価格交渉で下げられる可能性があります。
つまり、価格改定が行われる前のタイミングで内見をし、気に入れば価格交渉をして購入するという方法です。
自分の予算内では中々いい物件が出てこないと悩んでいる方は、その辺りも踏まえて上手く物件情報をお探しになることをお勧めします。