住宅の所有にはさまざまなリスクがあります。リスクを回避するためには火災保険が重要です。
こんにちは。1940年創業、台東区・荒川区を中心に活動する城北商事不動産部です。
住宅を購入する際には、同時に火災保険の加入を検討する必要があります。
火災保険は将来のリスクに備える大切な制度です。
火災保険の基礎知識を知って、もしものときのために備えておきましょう。
火災保険という名前から、その補償範囲は火災のみに限定されているイメージがあるかもしれませんが、実は火災以外にも落雷や風水災などの自然災害、あるいは盗難・破損・爆発などによる被害も補償範囲に含まれています。
現在、火災保険でもっとも普及しているのは、さまざまな補償がまんべんなく付帯した「オールリスクタイプ」と呼ばれるパッケージ型の火災保険です。
このパッケージに様々なオプションを付帯して様々なリスクに備えます。
保険料は保険内容と保険金額によって変わります。
通常は一般的な査定方式(地域や築年数、面積など)で算出された評価金額の±30%で建物の保険金額を設定します。
また家財の保険にも入る場合は家財の金額に応じて保険料が変わります。
保険金額が高くなればなるほど支払う保険料は高くなり、免責金額の設定など条件を絞れば絞るほど割安になります。
また水災や盗難を外すなど、保証の範囲を絞れば相応に保険料を安くすることができます。
高い保険料を払えば安心、といった単純な判断ではありませんが、支払う保険料の金額だけを見て、必要な保険を外してしまうのは本末転倒です。
例えば、地震による火災は保険の対象外です。
もし大きな地震が発生して、家が燃えてしまった場合、通常の火災保険だけでは対応できません。地震に備えるには地震保険が必要です。
地震保険は原則として火災保険とセットで加入します。もちろん地震保険に入らないという選択肢もありますが(特に都心部は地震保険料が結構かかります)、地震は建物にとっては一番被害が出やすいので、地震保険を外すことはあまりお勧めできません。
城北商事不動産部ではお住まい探しだけでなく、火災保険に関するご相談も承っています。
買いたい物件が見つかってから火災保険を検討するのでは慌ただしくなってしまうので、余裕のある時に予め検討しておくことをお勧めいたします。
1940年創業、台東区・荒川区で地域密着