台東区と聞くと、何をイメージしますか?
上野や浅草があり”下町”というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
今回はそんな台東区の特徴と暮らしやすさについてまとめました。
台東区の基本データ
【区名の由来】
台(たい)は、台覧(たいらん)や台臨(たいりん)という言葉のように、もともと気品の高い文字です。
東は、「日出ひいずるところ」であり、日の出の若さや力強さを象徴します。
これらのことから「台東」という文字は、「めでたい」「気品」「若さ」「活気」を意味し、また、台たいは、「臺」の字に通じ、上野の高台、東とうは、上野台の東に位置する浅草といった区の地勢を表しています。
このように、「台東区」という区名には、文字そのものの意味と地勢的な意味の二つが込められているとのことです。
【面積】
10.11km²(東京23区で最も小さい)
【世帯数】(2019年8月1日現在)
住民基本台帳世帯120,925世帯・日本人のみ世帯108,682世帯・外国人のみ世帯10,232世帯・混合世帯2,011世帯
【男女別人口】
住民基本台帳人口、男103,108人・女98,478人・総数201,586人
台東区は東京都の中でほぼ中央に位置しており、北を荒川区、東を墨田区、南を中央区、西を文京区と千代田区に囲まれています。
台東区は江戸時代から、上野や浅草を始めとした観光の街として発展しました。
今でも浅草には日本人だけでなく外国人も観光に訪れ、その様子はメディアでも度々取り上げられています。
そのため下町のイメージが強いかもしれませんが、近年は商業地化していて都会的な一面も。
都会らしさと下町らしさが両方感じられるエリアです。
台東区は利便性が高いのもまた特徴の一つです。
特に上野駅は「東日本の玄関口」と言われ、日本を代表するターミナル駅です。
新幹線だけでも東北新幹線、上越新幹線、長野新幹線に乗ることが出来ます。
在来線もJR、私鉄、地下鉄も乗り入れており、どんな路線を乗るにも非常に便利です。
ちなみに上野駅が開業したのは1883年。昔から交通の要所だったのです。
台東区は浅草や上野といった大きな街が有名ですが、そのほかにも入谷や浅草橋、蔵前周辺など最近話題の場所も多く、賑わいを見せています。
昔ながらの商店街やスーパーも多く、個人商店もあるので好きなスタイルでお買い物を楽しむことが出来ます。
少し治安が悪いようなイメージがある地域もあるかもしれませんが、実際は都内の他の場所と比べてもさほど治安が悪いということもありません。
ノスタルジックな雰囲気を醸し出す建物も多く、写真映えのするスポットです。
下町情緒の漂う街並みは、日本人なら誰もが落ち着ける場所なのではないでしょうか。
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