鶯谷駅というと、山手線の上野駅の次の駅というイメージを持つ人が多いでしょう。
しかし鶯谷駅は山の手線内の駅の中では利用者が少なく、駅周辺のイメージが良く分からないという人も少なくありません。
一方で、都心部からそれほど遠くない鶯谷駅に関心を持つ人は多いです。
そこで、今回は鶯谷駅周辺がどのような所であるかを紹介します。
◆歴史のある鶯谷駅
鶯谷駅は台東区根岸にあり、JR山手線と京浜東北線の2路線が乗り入れています。
駅の開業は1912年と100年以上の歴史があり、2017年における1日の平均乗員人数は約25,000人です。
2路線が乗り入れていますが、京浜東北線には快速運転時間帯があることに注意が必要です。
10時から15時までは京浜東北線の全電車が鶯谷駅を通過するため、この時間帯は山手線のみの利用となります。
もし京浜東北線を利用するときは、上野駅か田端駅で乗り換えが必要です。
また山手線利用で上野駅まで2分、東京駅まで10分と通勤にはとても便利な場所にあります。
◆下町で、学校もたくさんあり、高級住宅地もあるエリアです
鶯谷駅周辺は、静かな住宅街となっており、下町の雰囲気が漂っています。
関東大震災や第二次世界大戦で罹災しなかった市街地も含まれており、昔ながらの町並み・建造物が残されている場所もあります。
また、いくつかの専門学校があり、更に東京芸術大学も近くにあります。
そのため、学生がたくさん暮らしているエリアであり、一人暮らし用のアパートやマンションが多いエリアでもあります。
もちろんオートロックや防犯カメラなどが備わっている物件も多く、安心して暮らせます。
一方で鶯谷駅の西側エリアは、上野寄りで閑静な住宅地が広がっています。
上野桜木エリアは高級住宅地が並んでいるところでもあり、ファミリー層が多く暮らしている場所でもあります。
色々な場所に江戸の情緒が残り、歴史を感じさせてくれる建物も少なくありません。
◆ラーメン激戦区でもあります
実は鶯谷駅周辺は、かくれた名店が並ぶラーメン激戦区なのです。
もともと鶯谷駅周辺には飲み屋が多く、飲み会の締めにラーメンを食べる人が少なくありません。
そのため少しずつラーメン店が増え、今ではラーメン激戦区となっています。
中にはあまり知られていないかくれた名店もあり、あまり並ばずにラーメンが食べられると評判です。
ラーメンの値段もそれほど高くなく、手軽に美味しいラーメンを食べられると人気です。
◆暮らしやすいエリアです
鶯谷駅は山手線沿線の中では存在感が薄いというイメージがありますが、実は駅自体は歴史があり、更に非常に交通の便が良い場所にあります。
また鶯谷駅周辺は閑静な場所が多いので、暮らしやすいエリアといえるでしょう。
更にはグルメや歴史ある雰囲気も楽しめるエリアでもあるのです。
今住んでいる人もこれから住む人にとっても、メリットがとても多い街です。