コッペパンとは、昭和10年代に学校給食用に作られたパンのことです。
食パンなら切り分けなければなりませんが、1食分の分量で簡単に分けることを可能としたパンであり、シンプルな味わいなので牛乳やジャムとも相性抜群です。
切れ目を入れて焼きそばやコロッケを挟んだ惣菜パンなど、主食とおかずが組み合わさった形のパンは多くの人に愛され続けています。
そのコッペパンを使った総菜パンや調理パンを販売しているお店が鶯谷にもいくつかあります。
その中で、いろいろな種類のパンが販売されている「ニューコッペパンの店 みはるや(三陽屋)」をご紹介します。
「ニューコッペパンの店 みはるや(三陽屋)」ってどんなお店?
「みはるや」は創業が1951年(昭和26年)と、長い歴史のあるコッペパン専門店です。
鶯谷駅北口を出て尾竹橋通りを直進し、東日暮里四丁目南交差点の次の角を右折するとあります。
荒川区と台東区が入り乱れる大通りから少し入った場所にあると知っておきましょう。
昔ながらの外観で、レトロなショーケースに並ぶ懐かしさ漂うコッペパンは、誰もが満足できる味とボリュームです。
ほんのりと甘さのある柔らかいパン、それに挟まれた惣菜との相性はぴったりで、オリジナル具材や定番の鉄板具材など種類も豊富です。
他にも揚げパンなど甘党の人が好む種類のものもあるので、昔懐かしい給食の味を思い出す人もいるかもしれません。
まず初めてコッペパンを目にしたときに感じるのは、通常の大きさよりもサイズが大きいということでしょう。
一般的なサイズの1.5倍くらいなので、食べ応えは十分といえますし、大きいから値段が高いというわけではなく、リーズナブルな価格で提供されているのも特徴です。
おすすめは「焼きそばコッペ」で、コッペパンに挟まれた焼きそばの麺は太めでやわらかく、濃厚ソースがたっぷりと効いた味わいです。
コッペパンがシンプルだからこそ、中の焼きそばが際立つといえるでしょう。ボリュームいっぱいの満足できる惣菜パンなので、
もしどれを買うか迷ったときには手にしてみることをおすすめします。
なお、売り切れ次第閉店になるので、早めに足を運んだ方が良いでしょう。
【お店情報】
店名:ニューコッペパンの店 みはるや(三陽屋)
所在:東京都荒川区東日暮里4-20-3
電話番号:03-3801-3542
アクセス:JR山手線・京浜東北線鶯谷駅北口から徒歩10分/東京メトロ日比谷線4番出口から徒歩9分
営業時間:6:15~15:00(売り切れ次第閉店)
定休日:日祝日
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