「御朱印(ごしゅいん)」とは、神社や寺院に参拝した人に押印される印章・印影です。
寺社へ写経を納めたときの受付印だったことが起源といわれています。
御朱印をもらうことを拝受といいますが、そのために使う「御朱印帳(ごしゅいんちょう)」は御朱印を集めている人には必須といえるでしょう。
押印だけでなく、参拝日や寺社名、御祭神、御本尊の名前などを墨書きしてもらえます。
台東区で御朱印を集めるために神社巡りをするなら、台東区のお社でもらうことができるフリーの神社巡りマップ「台東区神社マップ」を使うと便利です。
全部で26か所ありますが、その中から鶯谷駅近くで御朱印を受取ることができる元三島神社をご紹介します。
◆鶯谷のパワースポット「元三島神社」
台東区の根岸のパワースポットといわれている「元三島神社」ですが「もとみしまじんじゃ」と読みます。
JR鶯谷駅北口を出てすぐの場所にあるので分かりやすいです。
JR鶯谷駅北口は本殿の真裏なので、本殿境内に入るにはぐるっと回っていく必要があります。
ご祭神は日本神話の神様で、山と海を司る大山祇命(おおやまづみのみこと)、総本社は愛媛県今治市大三島にある「大山祇神社」だそうです。
◆もともとは1つの神社だった?
鎌倉時代後期の弘安時代に創建され、何度か移転を経た後、近隣の熊野神社と合祀されて現在の地に遷座しているようです。
台東区には三島神社、本社三島神社、元三島神社という3つの三島神社がありますが、もともとは1つだった三島神社が分かれて現在の形となっています。
現在の社殿は昭和51年に再建されたもので、下谷七福神の1つである寿老神が祀られています。
◆元三島神社の特徴
鳥居の手前、左手には石碑、その奥には河津桜の木があります。
狭く変則的な形状の社地で、社殿・社務所は2階建て建造物となっています。
コンパクトですが拝殿・幣殿・本殿を有する立派な神明造です。
階段下の境内には狛犬・手水舎・神楽殿、そして正岡子規の句碑を目にすることができます。
◆御朱印をもらうには?
参拝を終えたら拝殿の左手にある社務所にいき、玄関のインターフォンを押すと御朱印をもらう事ができます。
元三島神社の御朱印帳は初穂料1,400円で、御朱印は初穂料300円です。
通年で対応してもらえますので、御朱印を集めているなら鶯谷のパワースポットと呼ばれる元三島神社にも足を運んでみましょう。
【スポット情報】
スポット名:元三島神社
所在:東京都台東区根岸1-7-11
電話番号:03-3873-4976
アクセス:JR山手線・京浜東北線鴬谷駅北口改札から徒歩1分
例祭日:5月第2土曜・日曜