国立科学博物館は東京都台東区の上野恩賜公園内にある博物館で、科博という通称で呼ばれています。
国立では唯一の総合科学博物館として1877年に設立し、約452万点もの貴重なコレクションが置かれています。
今回は、この国立科学博物館のご紹介をしていきます。
◆国立科学博物館の概要
JR上野駅公園口より徒歩約5分、JR鶯谷駅南口より徒歩約8分、京成上野駅正面口より徒歩約10分でアクセスできます。
駐車場は無いため、車でのアクセスの際には上野公園第1駐車場や上野パーキングセンターなど周辺にある有料駐車場を使用する必要があります。
休館日は月曜日ですが、祝日と重なった場合には火曜日が休館となります。
また、12月28日から1月1日にかけても休館です。
開館時間は通常は9時から17時までで、金曜日と土曜日のみ9時から20時までとなっています。
また、ゴールデンウイーク中も開館時間が延び、9時から18時までの日と9時から20時までの日があります。
なお、入館できるのは閉館時間の30分前までです。
総合案内では車イス及びベビーカーを借りることができ、盲導犬や聴導犬など身体障害者補助犬同伴での入館も可能です。
館内には授乳室やオストメイト対応トイレも完備されています。
◆国立科学博物館の施設紹介
国立科学博物館の常設展示は日本館と地球館に分かれています。
日本館では日本列島に関する地質資料や生物資料が展示されており、中でも見どころは白亜紀後期に生息していた首長竜フタバスズキリュウの復元骨格です。
頭骨や鎖骨の実物の化石も展示されています。
日本館の地下1階にはシアター360という全球型映像施設があります。
2005年に開催された愛・地球博の「地球の部屋」が移設されたもので、360°あらゆる方向に映像が映し出されるのが特徴です。
科博オリジナルの映像の他、金曜日の19時からは愛・地球博で公開された映像も見られます。
地球館には「親と子のたんけんひろば コンパス」があります。
4~6歳の子供とその保護者を主な対象としたコーナーで、親子で遊びながら自然や科学について学べます。
なお、日本館と地球館では日本語だけではなく、英語と韓国語、中国語と4ヶ国語での解説が行われています。
国立科学博物館には屋外展示もありますが、その一つがラムダロケット用ランチャーです。
1970年に日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた際に実際に使われたものです。
その他の見どころとしては、全長30メートルのシロナガスクジラの実物大模型や日本を代表する蒸気機関車であるD51形蒸気機関車などがあります。
館内にはレストランやカフェ、ラウンジなどもあり、休憩や食事に利用できます。
上野公園のシンボルのひとつである国立科学博物館。
台東区にお住まいの際は、是非一度は行ってみてください。
【施設情報】
店名:国立科学博物館
住所:台東区上野公園7−20
アクセス:JR山手線鶯谷駅南口改札から徒歩8分・JR山手線上野駅公園口改札から徒歩5分
TEL: 03-5777-8600
開館時間:通常 9:30~17:00(入館は16:30まで)/金曜日・土曜日 9:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)