お部屋を選ぶ際に、皆さんが結構重要視されているのが方角です。
どの方角がいいのか悩むこともあるでしょう。
今回はお部屋の向き、方角について確認していきましょう。
◆人気の南向きだけど・・・
部屋の方角で、人気な向きと言えば南向きです。
その向きによってもお家賃なども大きく変動してきます。
特に人気な順としては、南、東、西、北の順とも言われています。
とは言うものの、一番人気の南向きではないからという理由だけでお部屋探しをしていたら、恐らく他の人の3倍は物件探しに時間を費やすことになるでしょう。
今から南向き以外のお部屋の良いところも見て行きましょう。
◆お部屋の方角について
ここでは4つの方角のそれぞれの良いところと、悪いところを見て行きます。
①南向き
良い所は一日を通して部屋に光が入りやすく明るいです。
また南向きにベランダなどを設置する事で、洗濯物の乾きも早いと言われています。
ただし、陽が入りやすい事での悪い部分もあります。
それはというと夏場は暑い、そして陽が入る分、家具や壁紙が日焼けしやすいということです。
このような状況は、気を付けておかなければいけません。
②東向き
良い所は朝日が入りやすく生活のリズムが整いやすいということ、夏場でも午後になればとても過ごしやすい環境であると言えます。
悪い面は、逆に午後は陽が入らないので暗く、温度が下がりやすいです。
また南向きに続き、お家賃が高い傾向にあります。
③西向き
西日が強く部屋の奥まで陽が入る為、南向きよりも陽の強さを感じる事があるかもしれません。
その分、洗濯物が乾きやすく、冬も光が挿すので温かいです。
ですがその反面、夏はかなり熱くなりますし、南向き以上に陽が入る為、家具などの日焼けも注意しておかなければいけません。
④北向き
敬遠されがちな北向きですが、とにかくメリットは他の部屋に比べて家賃が安くなることです。
例えば同じ8万円のお家賃でも、他の部屋よりもワンランク上の部屋を借りる事もできそうです。
また陽の入りが柔らかいのもいいです。
悪い部分で言えば陽が入らない事です。
部屋自体が冷たい、寒いということにもなりかねません。
この辺りは十分に注意しておきたいポイントです。
◆最後に
これらのお部屋を選ぶ際は次の事を意識して選ぶといいです。
・南向き
家族の誰かが常に家にいる人向き
・東向き
朝型のサラリーマンや低学年のお子様がいる人向き
・西向き
出勤時間が朝からではなく昼ぐらいから出勤や行動を始める人向け
・北向き
ほとんど家にはおらずアクティブに動き回る人向け、もしくは夜勤の方
このようにライフスタイルによって部屋の方角を決める事で、よりよい快適な暮らしが出来ます。
お部屋探しの際は、このような内容も確認してみると良いかもしれませんね。