賃貸物件を探す時には基本的な段取りとポイントを理解しておくのが大切です。
大まかな流れとして、まずは希望する条件を決めて物件情報を集め、不動産会社に問い合わせをします。
その後、興味を持った物件の内見をして気に入ったら賃貸契約となります。
◆最初に条件を決める
まずは賃貸物件を探す前の準備として欠かせないのが物件の条件の決定です。
家賃や立地、間取り、入居時期などの項目を書き出して、それぞれに求める最低条件とできればこの程度であって欲しいという希望を列挙していきます。
家賃については高すぎると生活に苦労することになりかねないため、およそ月収の三分の一程度にするのが基本です。
あくまで目安なので生活費や貯金にどれだけお金を確保したいかも考えて決めるのがより重要になります。
◆2番目は物件検索
次にその条件を使って不動産のポータルサイトなどを使って物件検索をしてみます。
この目的は住みたいと考えているエリアに流通している典型的な物件を知ることと家賃の相場情報を得ることです。
地域によって家賃相場は大きく異なるため、どの程度の設備や立地などの条件が整っているといくらくらいが相場なのかを大まかに把握しておくことが大切になります。
物件検索をすると広く家賃を比較できるので自分の収入に合ったレベルの物件がどの程度のものかがわかるでしょう。
◆3番目は不動産屋に連絡
物件検索によっておおよその相場を理解できたら不動産会社に連絡をします。
不動産会社にはメールや電話で問い合わせたり、直接店頭を訪れたりすることで連絡可能です。
良い不動産会社を選ぶことが重要なので、あらかじめ行く不動産屋のHPをチェックして1社に絞って相談に行くといいでしょう。
HPで情報量がしっかり載っていること、話しやすくてよく自分の意見や要望を聞いてくれること、メールなどでの問い合わせに迅速に対応してくれること、無理なセールストークがあまりないことなどを確認して信頼できる不動産会社を選ぶのが大切です。
相談の際にはリストアップした条件のメモを携えていき、細かく希望を伝えるとスムーズに話が進みます。
◆4番目は物件の見学
不動産会社から候補物件を紹介して貰ったら、その中から興味のあるものが見つかったら内見をして現物の確認をするのが大切です。
その際に間取り図やメジャー、カメラなどを持参して細かく記録を取っておくと役に立ちます。
後から確認したい内容ができてしまう場合があるからです。
◆最後に申込~契約
内見を終えて賃貸する物件を決めたら最後に行うのが申し込みです。
そして、2~3日後に審査の承認が下りたら、重要事項説明を受けて契約書にサインをします。
契約内容をしっかり読んで、内容に相違がないか、退去時の敷金精算についての内容を確認した上でサインするのが重要です。
あとは、入居日に鍵や書類を受け取って賃貸生活を始められます。
この日程に合わせて引っ越しの手配をしておくのを忘れないのもポイントになります。
☆賃貸物件をお探しの方へ
☆賃貸物件をご所有の大家さんへ