基本的に賃貸契約をする際に連帯保証人は必要と言われています。
ですが、稀にどうしても連帯保証人が用意できない人もいるでしょう。
そのような場合はどうなるのでしょうか?
また最近は保証会社というのもよく聞くと思いますが、その役割とは何でしょう?
今回はこの連帯保証人・保証会社について見ていきましょう。
◆賃貸での連帯保証人とは?
連帯保証人は借主が万一、賃料などを支払わなくなった際に債務を負担する人の事を言います。
ですから、借主が家賃を払わなくなってしまえば連帯保証人が支払わなくてはいけませんし、絶対に拒否する事はできません。
また連帯保証人は必ず契約書等で契約を結ぶ必要がありますので注意しておきましょう。
よくあるのが「親がなってくれます」と口頭で言う方がいますが、ちゃんと承諾書に記名と実印の捺印が必要になりますので連帯保証人になる本人にも話はしておきましょう。
◆もしも連帯保証人が居なかったら?
人にはいろんな理由があります。
基本的には身内に頼むケースが多いですが、もし連帯保証人が居なかったらどうなるのでしょうか?
借りる事はできないのでしょうか?
上記でも説明していますが、とにかく連帯保証人の責任は重く非常に重要です。
友人・知人に頼む方も居るようですが、金の切れ目は縁の切れ目と言いますよね。
出来る事なら頼まない方がいいでしょう。
◆保証会社を利用する
保証会社を利用することで、連帯保証人なしでも部屋を借りることが出来ます。
その場合、借主が家賃保証会社に一定の保証料を支払う事で万が一不払いが発生しても保証会社が先に支払ってくれる様にもできます。
ただし、これはあくまで先に支払ってもらうだけなので結局保証会社には利息などがついた状態でまた返済をしなければいけませんので注意が必要です。
また、保証会社を利用する場合でも、緊急連絡先という形で用意する必要がありますので、部屋を申込する前に誰を緊急連絡先にするか決めておきましょう。
◆最後に
今までは、賃貸物件を借りる上で基本的には連帯保証人は必須でした。
しかし最近は、保証会社が必須となるケースも多く、その場合は、連帯保証人がなくても部屋を借りることが出来ます。
また、保証会社を利用し、連帯保証人が必要ない場合も必ず緊急連絡先という形では必要となりますので、事前に頼む人には声をかけておきましょう。
審査の際は連帯保証人または緊急連絡先に確認の為、電話が入る可能性もあります。
この保証会社が必須か、または任意かという情報は、物件図面やネット情報に掲載されていますので、気になる物件がある際には、ここもチェックして見てみましょう。
もし、分からなければ不動産屋の担当者に聞いてみてください。