日比谷線は、銀座や六本木、恵比寿など都会的でおしゃれな街を通る路線ですね。
一人暮らしで日比谷線沿線に住みたい場合の家賃の相場はどれくらいになるのでしょう?
また、入谷と他の駅の違いについて見ていきましょう。
■日比谷線ワンルームの相場を比較
<高い順>
①銀座 16.6万円
②築地 16.4万円
③東銀座 15.8万円
④八丁堀 15.4万円
⑤茅場町 14.3万円
<安い順>
①北千住 7.2万円
②南千住 8.0万円
③三ノ輪 8.4万円
④入谷 8.8万円
⑤上野 9.9万円
家賃相場を比較してみると、北側の始発駅北千住が一番安く、銀座に近づくにつれて高くなっていることがわかります。
銀座の場合、華やかでおしゃれな土地柄と、豪華な作りで高額家賃の物件が多いことも関係しています。
それに比べて、相場が安い場所は、銀座から離れていて、都会的なおしゃれ度を感じさせるというよりも下町の雰囲気が残っている場所が多いということが分かります。
普段の生活に欠かせないスーパーマーケットや日用品店、お値打ち品を置いているお店は、銀座よりも離れた場所のほうが豊富です。
理想の暮らし方が、「都会的で生活感のない暮らし」か、「自炊多めのお金をかけない暮らし」のどちらに当てはまるかによるでしょう。
お金をかけない暮らしを考えるなら、断然、家賃相場の安い北千住-上野の間がおすすめということになるでしょう。
■入谷は物件数が豊富
入谷駅近くの、下谷のあたりでは、JR山手線の鶯谷駅も利用できるので各方面へのアクセスが良いです。
しかも、どの検索サイトを見ても物件数が多く、選ぶ楽しみがあります。
高層マンションで10万円を超える家賃の物件があるかと思えば、数万円程度の物件もあります。
これは、入谷が下町時代からの歴史がある街で、築年数の比較的経った物件から、新しいマンションまでバリエーションが豊富だということもあるでしょう。
地元に強い不動産屋さんに相談すると、予算と希望の暮らし方にしっくり来る物件に出会えそうですね。
■入谷で一人暮らしのメリット
入谷駅から最寄りのJR駅がある鶯谷方面では、昭和レトロな飲食店が現役で活躍しています。
格安でちょっと飲みたい人にはうってつけです。
鶯谷駅からすぐのところにあり、24時間営業している『信濃路』や、下谷の『割烹さいとう』に行けば、気取らない料理を食べられます。
また、下谷界隈では、『ココスナカムラ』や『業務スーパー上野店』など、リーズナブルなスーパーもありますから、自炊派のお金をかけずに暮らしたいひとにはありがたいですね。
生活圏に銭湯もありますから、「たまに大きなお風呂でゆっくりしたい」というニーズにも答えてくれます。