都内に住んでいる方でも、鶯谷周辺について詳しく知っている方は、あまりいないのではないでしょうか。
今回は鶯谷駅周辺の環境をメインに鶯谷という街がどんな場所なのか言及していきます。
■鶯谷という街には何があるのか
鶯谷駅周辺にある建築物に関して言えば、高層ビルも少なく下町のレトロな雰囲気を漂わせており、味わいのあるものになっています。
また、鶯谷駅は北口と南口に分かれており、それぞれ見えてくる街並みも異なります。
なお「鶯谷」という行政上の地名は存在しません。あくまでも駅名であり、地名としては台東区根岸になります。
■鶯谷北口
北口から見える景観は、主に住宅街になっており、マンションや戸建てが立ち並んでいます。
また、その建物には下町風情が残っているため、系列店や新築マンションなどの間から昔ながらの商店が顔をのぞかせている、という状況になっています。
その為、駄菓子屋風の店構えの商店やレトロな雰囲気のカフェやレストランがあり、懐かしさを覚えつつ親しみを感じる街並みです。
そのため老若男女問わず落ち着いた生活ができるエリアだと思います。
■鶯谷南口
次に、南口には寛永寺をはじめとする大学や寺院、東京国立博物館等の各種博物館、図書館があります。
こちらがファミリー層に人気の理由は、有名大学や博物館などの学びの場が整っているということもあると思います。
また、北口と同様の街並みですが自然と心を和ませてくれるレトロなカフェやレストランが多いようです。
ファミリー層はもちろんのこと大学もあることから親子や学生が友人と落ち着いて過ごせるという理由からも人気です。
鶯谷エリアは住宅の他に、カフェや飲み屋などの場所も多くあり、人混みと日々の生活に疲れた体にとっては癒しと感じられる場所も少なくありません。
■鶯谷周辺
そして、鶯谷駅エリアの周辺には日暮里と上野エリアが広がっています。
日暮里といえば繊維業で有名であり、昔から衣服を作るところから売るところまで一貫して扱う多くのお店が存在しています。
日暮里の繊維PRのマスコットキャラクターが存在するほど日暮里の皆さんにとっては、繊維業は身近なものとなっています。
対して、上野といえば、上野動物園や不忍池まで続く緑豊かな上野恩賜公園などの自然が有名です。
文化の街でもあり、東京では珍しく緑豊かな立地であり、観光客も多く訪れます。
昔から変わらない日本の美しい自然をみることができ、春は桜の名所としても有名です。
また、鶯谷からも行きやすい国立の美術館や博物館も擁しているので、学生に限らず幅広い年代の方に人気の街です。
■住みやすい街、鶯谷
鶯谷駅周辺と鶯谷という街は、交通性・生活の利便性も高く全国的にも住みやすい街と言えます。
家賃などに関しても都内では比較的落ち着いた値段であり、山手線沿いにあることから通勤・通学、どこかに遊びに行くことも楽に出来る環境が整っています。
もし、都内で新しい居住地としてどこかお探しならば鶯谷はお勧めの街の一つなので、是非訪れて鶯谷がどういう街なのかを体感してみましょう。