部屋の間取り図を見ていると「PS」や「MB」といったローマ字が書いてあって「これって何なの?」と感じた方もいると思います。
そこで今回は、知っておくと便利な不動産用語の意味についてご紹介します。
◆「PS」「MB」の意味
・PS=パイプスペース
パイプスペースは、ガスや給排水の配管が入っているスペースを指します。パイプシャフトと呼ばれることもあります。
・MB=メーターボックス
メーターボックスは、電気、ガス、水道のメーター(計器)をまとめて収納したスペースを指します。外部の人間に検針されることが前提となっているため、玄関脇など住戸の外に作られます。
なお、パイプスペースとメーターボックスは別々に設置されている所もあれば、同じ場所に設置されていることもあります。
◆よく使われる間取り図の用語の意味
「PS」や「MB」の他に、よく使われるローマ字表記は下記のようなものがあります。
・UB=ユニットバス
賃貸物件ではトイレ・洗面台・浴室が一体となっている部屋を指すことが多いです。
・CL=クローゼット
洋室に設置された衣類などを収納するスペースのことで、ハンガーパイプが取り付けられている場所を指します。和室にある収納は通常「押入れ」と呼ばれます。
・WCL=ウォーキングクローゼット
・WIC=ウォークインクローゼット
普通のクローゼットより大きめの収納を指します。
・RF=ルーフフロア(ロフト、屋根裏部屋)
はしごなどを使って入る、中2階のスペースです。
・SB=シューズボックス(下駄箱)
・WC=ウォータークローゼット(トイレ)
・R=リファジュレイター(冷蔵庫置き場)
キッチンの近くに書いてあることがあり、その付近に冷蔵庫のコンセントがあることを示してくれています。
・W=ウォッシングマシン(洗濯機置き場)
・CF=クッションフロア
主に洋室の部屋に書かれていて、木材で出来ているフローリングではなく、ビニール製の疑似フローリング床材のことです。
・EV=エレベータ
◆まとめ
こういった間取り図のローマ字表記のものはデザインやスペースの都合上でよく使われています。
なかなか覚えにくいものもありますので「あれ、これ何の用語だったかな?」と分からなくなった時は、この解説を参考にして頂ければと思います。
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