物件探しにおいて、1階の部屋というと敬遠されがちな傾向にあります。
しかし、住んでみると意外と良い面もたくさんあります。
というわけで、今回は1階に住むメリットをいくつか挙げてみました。
■移動が便利
スーパーなどで買い物をして、毎回階段を上るとなると大変ですよね。
その点、1階のお部屋だと出入りがスムーズで荷物の出し運びも楽です。
エレベータがある場合でも、重い買い物袋を持っていたりするとつらく感じる事もありますが、1階ならそのようなこともありません。
また万一、火事や地震などで外へ避難する必要がある場合は、いち早く避難することが出来ます。
エレベーターが停止しても生活に支障をきたしません。
■下階への配慮が不要
マンションなどの集合住宅での暮らしでは切っても切れない音の問題。
特に小さなお子さんのいる家庭では、下階への音の配慮が欠かせません。
その点、1階なら下への気使いがなくて済みます。
ただもちろん音は上や横にも響くのである程度の注意は必要です。
■夏は涼しい
暑さは天井からの熱が伝わる部分も大きく、上階よりも下階のほうが涼しいです。
また床下からの冷気も関係してきます。
しかし夏は涼しいですが、冬は寒くなり、湿気も多くなりがちなので、寒さ対策と湿気対策が必要です。
■実は防犯性は悪くない
1階というと防犯面が心配だと思うかもしれません。
しかし、1階は人の出入りも多くありますし、なにより泥棒は人目につくのを一番嫌がりますので、1階だから空き巣に狙われやすいとは限らないようです。
■家賃が比較的安い
日本では眺望の良さや日当たりなどを重視する傾向があり、階が上に行けば行くほど家賃が高くなります。
そのため一般的に低層階のお部屋は家賃がお手頃になる傾向があります。
◆まとめ
もちろん1階には日当たりや眺望・湿気などの面でデメリットとなる要素もありますが、しかしその一方で意外と住みやすいと感じるメリットもたくさんあります。
今まで1階のお部屋を敬遠されていた方も、次のお部屋探しの選択肢の中に1階物件もご検討されてみてはいかがでしょうか。