■賃貸保証とは・・
入居期間中、何らかの理由で家賃のお支払いが遅れてしまった場合、保証会社が未払家賃を入居者様に代わり、オーナー様に立て替え払いするシステムです。
ただし当然のことながら、入居者さんの滞納分が免除されるわけではなく、保証会社が代わりにいったん立て替えてくれただけですので、入居者さんは払ってくれた保証会社に返済しなければなりません。
Q.保証会社が誕生した経緯は?
A.入居者さんが部屋を借りる際、今までは必ず連帯保証人を立てなければなりませんでした。
その理由は、何らかの事情で入居者様が家賃を滞納してしまった時、オーナー様は連帯保証人に滞納した家賃を請求することができるからです。
つまり、連帯保証人を設定することで滞納による家賃減収のリスクを減らしています。
通常、連帯保証人を設定する時には両親や兄弟にお願いするのがほとんどだと思います。
しかし、「親族がもう居ない」「定年していて現在定職に就いていない」「外国籍の方」などは連帯保証人を設定できません。
そこで、この問題を解決するために誕生したのが賃貸保証会社です。
この賃貸保証を利用すると、保証会社が連帯保証人の役割を果たすことになります。
従って万が一、家賃滞納が発生した場合は、この保証会社がオーナー様へ滞納家賃を支払います。
部屋を貸すオーナー様からすると、滞納した場合の家賃を保証されるので、安心して入居様にお貸しすることが出来るのです。
Q.連帯保証人がいるのに保証会社を利用しなくてはいけないのは何故?
A.本来、個人でしっかりとした保証人を立てられる方には必要の無いものなのですが、実際、家賃を滞納してしまった時に連帯保証人が代わりに支払ってくれないケースというのが多々あります。
そうなると、オーナー様は家賃収入が入ってこなくなり困ってしまいます。
そこで、保証会社を使うことでオーナーさんは安定した収益を得ることができます。
また、入居者さんにとっても保証会社を使うことで連帯保証人が要らず、緊急連絡先のみで大丈夫なケースも多いため、頼みやすく、保証人の必要書類を用意する必要がないというメリットもあります。(※場合によっては連帯保証人+保証会社というケースもございます)