東京都台東区入谷。
日比谷線の乗り入れる駅の周辺は、いまではなかなかお目にかかれない下町情緒溢れる街です。
そんな風情を感じられる、入谷の注目スポットをご紹介します。ぜひ一度訪れてみてください。
○調理に関するアイテムはなんでも揃う「かっぱ橋道具街」
入谷駅から浅草方面に10分程度歩くと、あらわれる問屋街・かっぱ橋道具街。
食器、調理器具、食品サンプルに制服、看板の専門店が並び、調理に関するものをすべて揃えることができます。
買い物客はプロが多いのですが、一般の方の買い物も問題ありません。
テレビなどでもよく取りあげられています。
約170の店舗を巡って、お気に入りのアイテムを見つけてみましょう。
○酉の市も開催される「鷲神社」
かつて鷲大明神社といわれた神社で、開運・家運・商売・子育て・出世の神徳が深いとされています。
福徳を求める人々が最も多く集まるのが、例年11月の酉の日に行われる「酉の市」。
その様子は樋口一葉の”たけくらべ”など複数の作品に記されているほど。
下町八社巡りの一社に数えられているほか、浅草七福神のひとつ、寿老神も祀られている地域を代表する神社です。
○「入谷鬼子母神真源寺」では朝顔市が開催
入谷駅近くの真源寺は、万治2年(1659年)に創建された法華宗本門流のお寺です。
中山法華経寺、雑司ケ谷鬼子母神堂と並んで数えられる、江戸三大鬼子母神のひとつ。
下谷七福神の福禄寿も祀られており、古くから人々の崇敬を集めています。
ここで七夕の前後に開催される「入谷朝顔市」は、地元のみならず全国的に知られた人気行事。
朝顔がモチーフの浴衣を着て朝顔市を巡ってみるのもいいかもしれませんね。
○芸能人も参拝するパワースポット「小野照崎神社」
あの俳優の渥美清さんが、まだ無名だったころに願掛けをした直後、映画『男はつらいよ』の主役に抜擢されたというエピソードであまりにも有名な神社。
渥美さんはタバコを一生吸わないことを約束して願掛けをしていますから、同様に何かを断つ誓いを立てると願い事が叶うかもしれません。
この出来事から、多くの芸能人が訪れていると言われ、島田秀平さんもパワースポットとして紹介しています。
相殿に菅原道真も祀られていることから、学問のご利益を求める受験生にも人気です。
このように、入谷には由緒正しい神社仏閣がたくさんあります。
浅草とあわせて立ち寄ったり、お正月には浅草七福神、下谷七福神を巡ってご利益と健康を得るというのも良さそうです。
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