引越をする際の費用は一体いくら位になるでしょうか?
予算30万円で一人暮らしの引っ越しは可能なのか、
・引っ越し先を見つけて初期契約。
・いま持っている荷物を移動させる。
・移動距離20㎞程度以下。
として、考えてみましょう。
■引っ越しの運送代はどれくらいなのか
引っ越しの運送代は、持っている家財の量と、移動距離などによって変わります。
今回は、都内、同一地区間の移動(20㎞程度を目安)で、調べてみました。
<大きな荷物はなく、段ボール10個におさまる場合>
・日通単身パックS 15,000円
・宅急便 14,040円
・ゆうパック 13,400円
<ダンボール×10個、冷蔵庫(2ドア)、テレビ、布団、掃除機>
・日通単身S 15,000円
・宅急便 33,696円
・ゆうパック 32,160円
<カラーボックスや姿見、収納ケースなどプラス>
・日通単身S 15,000円
・宅急便 53,352円
・ゆうパック 50,920円
<単身プランを利用した場合>
・38,000円~58,000円程度。
軽トラチャーターなど、荷物を多く詰める。
一人暮らしでワンルームから引っ越す人の荷物量は、段ボール10~15個が平均値です。
平均的なら3万円台、安くて1万5千円程度、軽トラなどの利用で繁忙期なら58,000円程度になります。
■引っ越し先を契約する費用はどれくらい?
賃貸物件の初期契約費用には…
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・前家賃
・火災保険料
・保証料や鍵交換など
一般的には家賃の4ヶ月~5ヶ月分程度の費用が発生します。
なんとしても初期費用を削りたいという場合には、敷金もしくは礼金がゼロの物件を探すしかありません。
ただし、敷金がゼロとなっている物件は、原状回復費用を別に請求されることもあるので、退去のときに支払いが大きくなる場合があります。
家賃の4ヶ月分程度に収まる金額設定で、良心的な仲介業者が扱う物件を探すと良いでしょう。
■予算30万円におさまる家賃は?
運送料を仮に30,000円とするなら、残りは27万円。
家賃7万円の物件で敷礼11ならオーバー、礼金がゼロの物件ならギリギリの線。
家賃6万円では、初期費用の予備費やカーテンの交換や、買い換えの必要なモノ、廃棄するものの費用が多少捻出出来るかもしれません。
都内でワンルーム~1DKの単身向け物件で家賃7万円以下におさまる地域は意外にあります。
山手線沿線でも、鶯谷・日暮里のあたりはほかの地区と比べて比較的家賃がリーズナブルです。
初期費用をキッチリかけている物件は、退去時の原状回復のトラブルも少ないですし、まとまった初期費用を払い込んで入居している物件では、住民間のトラブルも起こりにくい傾向があります。
ムリにゼロゼロ物件を探すよりも、賃料6~7万円程度で自分に合った物件を狙うのがオススメです。
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☆賃貸物件をご所有の大家さんへ