賃貸物件を初めて利用する時って、どんな部屋を探したらいいのか分からなかったり、連帯保証人をだれにしたらいいのか迷ったりします。
では、賃貸物件を利用する時の覚えておきたいいくつかの豆知識を考えてみましょう。
まず、どんな物件でもどちらの方角を向いて建物が建っているのかを考えるのはとても大切なことです。
よく聞くのは南向きの部屋がよいという事ですが、南向きは価格が高かったり、人気があって部屋の空きが無かったりします。
そこで、狙い目なのが東向きの部屋です。
東向きだと朝日がしっかり入り、午前中はほぼ陽が差し込んでいます。そうすると朝のさわやかな日差しで目覚めることができ、気持ちよく学校や会社に出かけることができます。
日中は外出していることがほとんどですから、午前に日が差す東向き物件はお勧めです。
また逆に西向きの物件は夕方の日当たりが良いので、冬は夜まであったかさが残ります。朝日が当たらないので夜型タイプの方にはお勧めです。
部屋を探すときに、ロフトつきの部屋にあこがれる人が結構います。
ロフトは直接目に入らないのであまり使わないものを置く場所として便利ですし、寝る場所としても来客時に布団がひきっぱなしの状態を見せることがないというメリットがあります。
ただ、ロフトは天井に近いので、夏は暑いですし、冬はストーブの熱が上まで上がらず寒い思いをします。
また、いつも階段で上り下りをしなくてはいけないので、夜中にトイレに行ったり、飲んで帰ってきたりしたときに面倒くさいですし危険な場合もあります。
メリットだけではなく、デメリットもしっかり把握した上で、自分のライフスタイルに合わせたロフトの使い方を考えてみましょう。
ドアの位置や収納スペースの場所も物件を確認する時に気をつけてみるようにすることは大切です。
ドアの位置が部屋全体の隅のほうにあると、部屋の四隅を自由に使えずにインテリアの配置に制約ができてしまいます。
可能であれば、ドアの位置が部屋の壁にぴったり付いているのではなく、壁から少しスペースを置いて配置してあるところが良いでしょう。
とはいえ、気にしすぎることは物件の選択肢を絞ってしまうことになるので、自分の持っている家具が置けるかイメージしながら、また新たに買うことも考えながら内見をしてみると良いでしょう。
いざ、気に入った部屋が見つかりますと申込をする段階になりますが、申込書に連帯保証人を記入しなくてはなりません。
連帯保証人とは、借主のあなたに何かの事情があって家賃が払えなくなった時には代わりに家賃を払ったり、借主がいなくなった時に部屋の荷物を責任をもって処分したりする役割があります。
基本的には親を連帯保証人にするのがベストですが、親が年金受給者だと審査が下りないことがあります。
連帯保証人は責任が重いので、十分な収入を得ている必要があり、収入証明を提出しなければいけないときもあります。
そんなときには、近くでしっかりとした仕事をしている親族を連帯保証人に設定したり、連帯保証人代行サービスを行っている会社にお願いしたりしましょう。
また最近は賃貸保証会社の利用が必須となっているケースも多くあります。
その場合、保証料は多少かかりますが基本的には保証人が必要なく緊急連絡先だけで大丈夫なので、契約時に保証人の印鑑証明書などを用意しなくても大丈夫というメリットもあります。
そういうのも上手く使ってスムーズに契約が出来るようにしましょう。
初めて賃貸物件を借りるときにはわからないことが多いものですが、ネットで事前に情報を集めたり、不動産屋さんにきちんと確認をしてみてください。
☆賃貸物件をお探しの方へ
☆賃貸物件をご所有の大家さんへ