賃貸に住む際に気になるポイントは人それぞれですが、生活音を気にする方は多いのではないでしょうか?
生活音は音の大きさや発生する時間によって、思った以上にストレスとなり、体調不良や隣人との面倒事にも発展しやすいです。
今回は、トラブル例から対策・内見時のポイント・防音に効果のあるグッズまでご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら賃貸の生活音トラブル例3つと対策
生活音が原因でノイローゼになってしまう場合や、隣人との思わぬいざこざに発展するケースがあります。
まずは、どんなケースがあるのかという事例を挙げ、どうすれば対処できるのかまで解説します。
例1~人の声~
アパートやマンションでは、多くの方が生活しています。
周りの住人のことを考えて話す方ばかりであればいいのですが、そんなことを気にせず大声で話す方も、中にはいるものです。
特に騒ぐのが好きな方は、知らず知らずのうちに声が大きくなってしまいがちです。
建物の遮音性が低ければ、人の声はかなり目立ちます。
さらに、大人の話し声のみならず、小さい子供や赤ちゃんの泣き声なども、人によっては迷惑がられてしまいます。
故意的ではないにしろ、ストレスを感じてしまう方が多いのも事実です。
例2~生活リズムの違い~
これも原因の一つであり、なかなか解決しづらい問題でもあります。
住んでいる人が全員、同じ生活習慣を送っているわけではないので、思わぬ時間帯に生活音が目立ってしまうこともあります。
日中に働いている方もいれば、夜勤で働いている方もいます。
そのため、洗濯機を回す音や掃除機をかける音などのタイミングはさまざまなので、音に敏感な方はストレスが溜まります。
さらに、ほとんどが故意的なものではないと分かっているので、モヤモヤしてしまう状況です。
例3~楽器や音楽~
楽器は消音できるアイテムや機能があればいいのですが、消音機能のないピアノなどの楽器では、かなり大きな音が出ます。
ピアノに関して言えば、一軒家に住んでいて少し距離が離れていたとしても、普通に聞こえてくるレベルです。
あとは、部屋中に聞こえるような大きな音で、音楽を聞くというのも原因になります。
遮音性が高くても聞こえる可能性はありますし、自分が好きでもない音楽を流されるのは、なかなかストレスになります。
楽器にしても音楽にしても、音量や時間帯を考えないといけません。
隣人トラブル対策~事前編~
起きてからではなく、事前に行える方法をご紹介します。
入居後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、意識してみてください。
●管理会社に、騒音によるクレームが起きやすい部屋なのかを確認することで、事前に回避できます。
●赤ちゃんや小さな子どもがいる場合は、隣人や下の階の住人に伝えておくことで、後々のクレームが起きづらくなります。
●一般的な住人の生活リズムを意識して、早朝や夜間になるべく音を出さないようにすることでも避けられます。
●隣の部屋の間取りを事前にチェックしておくことで、音が伝わりやすい環境なのかを把握することができます。
●普段から挨拶をするなど、隣人との良好な関係を築いておくことで、多少の騒音に対して理解が得られる場合があります。
隣人トラブル対策~事後編~
次に、起きてしまった場合をご紹介します。
起きてしまった後は、悪化させないために適切な対処を心がけてください。
事後で比較的安全で効果があるのは、当事者同士で話し合う前に管理会社や大家さんに相談することです。
ある程度の関係性であれば当事者同士での話し合いもありですが、関係構築できていない場合は、トラブルに発展しやすいため管理会社や大家さんを挟んだほうが安全です。
いきなり警察を呼んだりすると、事態が大きくなって悪化する可能性があります。
まずは管理会社や大家さんから相手に注意喚起してもらうようにして、それでもどうにもならず、相手からの仕返し行為などがあれば警察へ相談してください。
事後であっても、スムーズな話し合いを行うには、日頃からの良好な関係構築が重要な鍵となります。
賃貸の生活音を事前に把握しよう~内見時に見てくべきポイント~
賃貸に住む前に事前に部屋を確認できる「内見」があります。
内見時には部屋の間取りや様子だけではなく、騒音が発生しやすいかどうかも見るべきです。
そこで、内見時に見ておいた方がいいポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
小さい子供がいるかどうか
不動産業者や大家さんなどに、住人の中で小さい子供がいるかどうかを確認してみてください。
小さい子供は走り回ったり、泣いたりすることが多いので、敏感な方は避けた方がいいでしょう。
確認する際には「小さな子どもは住んでいますか?」と聞き、担当者が把握できていれば、それくらいであれば答えてくれます。
周辺環境の把握
周辺環境をチェックすることで、音の心配があるか確認できることもあります。
以下のような施設があるかチェックしておきましょう。
●学校や幼稚園など
●バイパスや高速道路
●線路や駅
●その他、人が多く集まる施設
賃貸の構造や防音設備を確認する
音が気になるのであれば、防音性の高い構造かどうかを確認すべきです。
防音性が高い構造は、一般的にはRC造(鉄筋コンクリート)です。
騒音が出やすい周辺施設がある場合、賃貸によっては二重窓や、厚みで防音している物件も多いです。
内見の際は窓の空き閉めをしてみたり、壁の厚みをチェックするなどしてみて、許容範囲か確認してみてください。
賃貸の生活音を防止する対策グッズ
住んでしまってから、実は音が気になるという場合もあります。
ですが、引っ越したばかりや状況次第では、どうすることもできないので、そんな時は自分で防音を行うしかありません。
防音に取り組むことは、自分だけではなく周りの住人に対しても効果を発揮します。
現状より少しでも防音できるようなグッズをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
防音カーテン
防音カーテンは、部屋の中から外へ音を出したくない時に有効です。
基本的には外からの音や、上の階の音の防止には効果を発揮しませんが、空気で伝わるような部屋の中の音を防音するのには適しています。
遮音テープ
遮音テープは窓やドアの隙間などに活用することで、防音効果を発揮します。
音は隙間から聞こえてくるため、部屋の窓やドアなどの隙間が空いていれば、そこに遮音テープを付けておくと防止できます。
防音マット
部屋の中の足音を消してくれるのに効果的なのが、防音マットです。
自分への音の防止だけではなく、下の階の方への配慮にもなるので、特に小さい子供がいる方は活用することをオススメします。
防振ゴム
洗濯機やエアコンの室外機は、機種によっては大きな音が鳴ります。
「ゴー」というような低音がなるのは、洗濯機や室外機の振動が地面に伝わっているためなので、防振ゴムを下に敷くことで緩和させることができます。
遮音パネル
吸音パネルという軽くて吸音できるグッズも効果的ですが、それ以上に内外の音を遮断してくれるのに有効なのが遮音パネルです。
吸音パネルよりも重い反面、防音効果は抜群なので、壁に近いテレビなどの音の出る製品の周りに貼っておくことをオススメします。
まとめ
今回は、賃貸の生活音に関するトラブル例と対策、内見時に見ておくべきポイント、防音グッズまでご紹介してきました。
部屋選びはワクワクするものですが、音に敏感な方は事前に確認しておくことで、住んでから「こんなはずじゃなかったのに」と後悔せずに済みます。
また、防音グッズも活用することで、より快適に過ごせるようになるので、ぜひ参考にして活用してみてください。
【音声動画で読み上げる】
【賃貸物件を探す】
鶯谷・入谷・日暮里・三ノ輪・上野・三河島の賃貸物件の中から、あなたの条件に合う素敵な物件を見つけてみてください。⇒賃貸物件一覧
スーモ・アットホーム・ホームズなどのポータルサイトで見つけた情報も含め、何か気になる物件がございましたらお気軽にお問い合わせください。⇒ポータルサイト掲載物件の空室確認
1940年創業、台東区・荒川区で地域愛着
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら