建物ってどうやって出来ているの?
こんにちは。1940年創業、台東区・荒川区で地域愛着の城北商事不動産部です。
住宅工法とは、家の躯体(骨組み)を作る方法のことを言います。
日本には様々な工法があり、その違いがよくわからないという方も多いと思います。
そこで今回は、住宅工法の種類を4つご紹介すると共に、それぞれの特徴について記載します。
住宅の工法には、日本古来からの伝説的な工法である在来工法をはじめ、2×4工法、鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)など、さまざまな工法があります。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、主にマンションで多く用いられる工法です。
設計の自由度があり、耐久性・耐震性なども高いですが、その分コストも高く、工期も長くなってしまうため、戸建住宅の場合は木造が主流となってます。
木造の場合、大きく分けると、軸組工法と壁式工法の2つあります。
軸組工法は、柱や梁などの軸組で建物を支える工法です。
日本古来の伝統的な工法である在来工法は、代表的な軸組工法の一つです。
日本の気候にあっており、間取りや開口部など、設計の自由度が高く増改築しやすいが、他の工法に比べると、耐震性が低くなる場合もあります。
また、職人の腕によるばらつきもあります。
一方、壁式工法とは、壁や床などの面材で建物を支える工法です。
2×4工法(枠組壁工法)や木質パネル工法(木質プレハブ)がこれに該当します。
壁式工法は、気密性・断熱性・防音性・耐震性などは高いが、構造体である壁を取り除いたり、自由に穴をあけることはできません。そのため、設計の自由度は低くなります。
このようにいずれの工法も、それぞれの利点、欠点があるため、地域性や建物の規模、敷地条件などを考慮して、適切に選択するべきです。
また、住宅の断熱方法には、内断熱と外断熱がありますが、多くの住宅では内断熱となっています。
内断熱は、躯体の内側に断熱材をはる方法です。
木造軸組の場合には、根太や間柱などの下地材の間に断熱材をはめ込むことになります。
内断熱は、外断熱よりも施工が簡単ですが、床下や小屋裏は外気温の影響を受けやすいです。
これに対して、外断熱とは、外壁や屋根の外側に断熱材をはる方法です。
外断熱にすると、結露が発生しにくく、省エネや耐久性が高くなります。
しかし、内断熱に比べて費用が高く、また、気密性が非常に高いため、換気にも注意が必要となります。
壁式工法は耐震診断が出来ない場合もあるので、購入前には工法も確認すると良いかと思います。
■条件に合う物件を見逃さない!不動産ポータルサイトに掲載される物件の中から、あなたの条件に合うすべての新着物件情報を、評価書付きで、24時間以内にお届けします。
■ネットの物件情報を入力するだけで、誰でも簡単に建物調査が出来ます!
SelFin(セルフィン)はインターネットの物件広告情報を入力するだけで、誰でも簡単に価格の妥当性や物件の注意点など、物件の善し悪しを判断できるWEBアプリです。
【SelFinで判定できる項目は下記の通りです】
①価格の妥当性
②対象不動産の流動性
③立地による資産性
④住宅ローン減税の対象可否
⑤耐震性の判定
⑥マンションの管理状況の判定(マンション)
⑦土地の資産性について判定(戸建て)
1940年創業、台東区・荒川区で地域密着