住みたい部屋の条件が決まったので不動産会社に行ったものの、内見ではどこに注意すればよいのか、押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
今はネットで詳しい情報も分かりますが、やはり現地に行ってみて物件や周辺環境の雰囲気を肌で体感することが重要です。
内見はただ単に部屋を見にいくだけではありません。よい物件を見つけるための大きなチャンスです。
積極的に内見の時間を活用し、これから住むために最適な部屋を探すようにしましょう。
◆内見の流れと押さえておきたいポイント
自分にとって最適な部屋を見つけるためにも、内見の流れとポイントを押さえておくようにしましょう。
まず、内見に行く前に、事前に必要な次のものを準備しておくことが大切です。
・スマートフォン(部屋で気になる部分をメモしたり撮影したりするため)
・身分証明書(免許証や保険証、パスポートなど、内見後の申し込みに必要)
・印鑑(内見後の申し込みに必要)
・収入証明書の写し(内見後の申し込みに必要)
内見後の申し込みに必要なものがいくつかありますが、不要な場合もあるので不動産会社に行く前に確認しておくとよいでしょう。
◆事前に確認しておきたいこと
内見に行く前に持ち込みたい家具の寸法を測っておくと、配置などのイメージがしやすくなります。
また、例えば洗濯機や冷蔵庫は部屋によって置けるサイズも違いますので、もし今まで使っていたものもそのまま使っていきたい場合は注意が必要です。
なお、コンロなどは持っていても、次の部屋が備えつけの場合は必要ないという場合もあります。
◆いつ引っ越しをするのか、連帯保証人も決めておく
引っ越したい日を事前に決めておくことも大切です。
申込から入居までの期間は約2週間~1ヶ月位がベストです。
また、申込をする際には、保証人(賃貸保証会社を使う場合は緊急連絡先)を必ず記入する必要がありますので、誰にするのか事前に決めておくようにしましょう。
◆その他、準備すると便利なもの
内見用のスリッパなどは不動産会社が用意してくれることがほとんどですが、簡易的なものを用意しておくと安心です。
また、メジャーなども持参しておくと、借りる手間も省けます。
◆時間帯によって日当たりや印象は変わる可能性大
内見の際には、部屋の日当たりをしっかり確認することも大切です。
部屋をいくつか回ると数時間かかってしまいます。
同じ時間帯に部屋同士を比較できないので、日当たりなどどれが一番よいのか確認しにくくなってしまうでしょうし、部屋を見た時の印象も変わるはずです。
そのため、あまり多くの物件を見てまわろうとせず、1日に内見する件数は3~4件に留めておきましょう。
☆賃貸物件をお探しの方へ
☆賃貸物件をご所有の大家さんへ