進学、就職や転勤など、生活環境に変化が見られる時、これまで住んでいた場所からは通えない、または通いにくいことなどで部屋探しが必要になることもあるでしょう。
地方から上京してこれから部屋探しを行うことを計画している方など、住む場所ががらりと変わることに不安を感じている人もいるでしょう。
それなのに、なかなか部屋探しに時間が取れないことで、さらに不安が大きくなっているという場合もあるかもしれません。
そこで、時間がない中で部屋探しを行わなければならない時、いつから部屋探しを行えばよいのか、どのくらいの時間がかかるのかなどご説明します。
◆部屋探しはどのくらい前から行う?
部屋探しを始めてから、内見、申し込み、審査、契約、引越しという流れを考えると、余裕をもって本来なら1か月半前くらいからは、目当ての物件を探したいところです。
希望する条件をなるべく多く満たす部屋を探すのなら、さらに長めの2か月くらいの期間は必要かもしれません。
ただ、あまりに早く部屋探しを始めてしまい、希望する物件を契約してしまうと、今住んでいる賃貸物件の家賃との二重払いが発生することになるので注意しましょう。
◆部屋探しに時間がない場合は?
とくに引越し時期にこだわらないのなら、不動産会社のオフシーズンといわれる5~8月あたりが狙い目です。
反対に、急に転勤などが決まり、時期を問わずに部屋探しを行う必要が出てきた場合や、部屋探しの1か月半という時間をかける余裕がない場合もあるかもしれません。
このような場合には、インターネットなどから情報を収集し、希望する条件の中で優先したい部分に合致する部屋から探していくようにします。
ある程度物件を絞りこむことができたら、1日で数件、内見させてもらえるように不動産会社に相談しておきましょう。
1日で部屋探しを行い、申し込みまで完了させることは可能です。
◆自分が希望する部屋を手短に探すために必要なこと
部屋探しで重視されやすい項目として挙げられるのは、交通の利便性、最寄駅までの距離、女性なら防犯面から2階以上であることなどです。
その中でも、築年数が古くなると家賃は安くなることが多いので、賃料の金額を重視するならある程度築年数が経過した物件でもよいことを不動産会社に伝えるとよいでしょう。
ただ、築年数が古くても、最新設備が整備されている物件もありますし、リフォームが施されて中は新築同様という物件もあります。
自分の希望にぴったりのお得な物件を手短に探すには、希望する条件の部屋情報をスムーズに提供してくれる不動産会社に依頼することが重要になるでしょう。