大学進学や就職などのタイミングで初めて部屋探しをすることになったが、何にこだわればいいのか分からなくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
一度契約してしまうとしばらくはそのお部屋で過ごすことになるので後悔はしたくないですよね?
そこで今回は、初めてお部屋探しをする際に確認しておきたいポイントについて解説します。
◆家賃以外の費用
様々な賃貸情報を見るときに、まず家賃が手取り収入の3分の1に収まるかを確認する方が多いでしょう。
しかし、物件にもよって詳細は異なりますが、部屋を借りるために支払わなければならないのは家賃だけではないので注意が必要です。
家賃以外の諸経費としては敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料、管理費用等があります。
敷金や礼金は最初の1、2ヶ月であることが多いですが、管理費については毎月支払うことになるのでしっかりと確認しておきましょう。
◆会社や学校からの距離
会社や学校に通いやすいところにある部屋に住むというのはとても重要です。
設備や内装が気に入ったからと会社や学校からかなり遠いお部屋をあえて選ぶ人がいます。
しかし、気に入った部屋も慣れてくると当たり前のものになり、次第に会社や学校から遠いという現実が気になるようになります。
朝早く起きなければならなくなりますし、帰りも遅くなってしまうので精神面、身体面共に大きな負担となります。
できるだけ会社や学校から通いやすいお部屋を探しましょう。
◆周辺環境をチェック!暗くなった時間帯の雰囲気も見ておこう!
お部屋の間取りや内装を確認したら、その周辺の環境がどうなっているかもしっかりと見ておきましょう。
例えば、交通量が多い大通り沿いの物件だと騒音のレベルをチェックする必要があります。
また、昼は静かな地域でも夜になると学生や酔っ払いによる迷惑行為が多くなる地域もあったりします。
コンビニやスーパーなどの買い物する場所がどこにあるかもチェックしておきましょう。
インターネットや不動産会社の担当者から聞いた情報だけでは気づかない問題もあるかもしれないので、実際に現地に行って確認しておきましょう。
◆家具を置くということを忘れずに
初めて部屋探しをする人は、「家具を置いたらどうなるか」ということを考えずにお部屋を見てしまいがちです。
何も置かれていない部屋を紹介されるととても広く見えるものですが、契約後に家具を置いたらとても狭かったということはよくあります。
置く予定の家具の大きさが分かっているなら目測で大体どれくらいのスペースが余るのかをしっかり確認しておきましょう。
◆部屋探しはあれもこれもと欲張らないことが大事
部屋探しをする時は譲れない条件と妥協できるところを決めておくことが重要です。
生活を送るうえで何を重視すべきかを事前にしっかりと決めておきましょう。
優れた設備がある高い物件に誘惑されて、ついつい生活費を大きく圧迫するような値段のお部屋を契約してしまうという失敗は少なくありません。
初めての方は特に冷静な状態で部屋探しに臨むようにしましょう。