失敗したくない賃貸の部屋探し。
慎重に決めようと思っても、実際に内見に行くとどこを見たらいいのかわからず、勢いで決断してしまう人もいるのではないでしょうか。
引っ越しの経験があまりない人ならなおさらです。
そこでこの記事では、部屋探しを上手に行うためのコツを紹介します。
あとで後悔することのないように、しっかりコツをつかんでおきましょう。
◆まずは希望条件をまとめよう
賃貸の部屋探しを行う前に、まずはどのような部屋に住みたいか、希望条件を洗い出してみることが大切です。
お風呂とトイレは別がいい、逆に駅からは多少遠くても問題ないなど、希望とともに妥協点もまとめておきましょう。
また、部屋を決めるためには、家賃も重要な条件です。
希望通りの部屋でも、家賃が高いとその後の生活が苦しくなってしまいます。
家賃の目安は手取りの30%といわれており、それを超える家賃の部屋に住む場合は生活費を節約しなければなりません。
その後の生活のためにも、なるべく家賃が手取り30%以内の部屋を探すようにしましょう。
◆内見ではここをチェック!
希望条件をまとめたら、それに当てはまる部屋をインターネットなどで探し、積極的に内見に行きましょう。
内見では、全体的な雰囲気と共に、インターネットではわからないポイントをチェックするのがコツです。
まずは物件の清掃状況です。
ゴミ置き場や駐輪場、共用廊下がしっかり整理されているか確認しましょう。
清掃がちゃんと行き届いている物件は、入居後の対応もしっかりしてくれる可能性が高いです。
続いて、防音性です。
なかなか確認しづらいですが、壁に耳を当ててみると音が聞こえることがあります。
また、窓を開けた状態と閉めた状態でどのくらい音の入り方に違いがあるかや、日当たり・湿気もチェックしておきたいポイントです。
また、忘れがちなのがコンセントの位置。
コンセントを基準にどのような配置で家電を置くかをイメージしておくと、引っ越しの際もスムーズです。
◆コツをつかんで賃貸の部屋探しをスムーズに
あらかじめ自分の希望条件をしっかりまとめておくと、内見に行く物件数がしぼれ、内見のときにチェックしたいポイントがおのずと出てきます。
内見時には遠慮することなくこまかなところまで確認し、不動産会社の人にも積極的に質問することが大切です。
今回紹介したこれらのコツを踏まえて、上手に部屋探しを行いましょう。