お部屋探しをする上で気になるポインとの一つが音問題です。
自分の家の生活音はもちろんのこと、隣人の生活音も気になる所。
出来れば静かに暮らしたいものです。
とはいっても、明らかに無音というのは無理な話でしょう。
今回はお住まいの防音性について、お話していきます。
◆防音性の違いとは?
まずは防音性の違いについて、しっかり知っておく必要があります。
建物によっての違いとは、どこで判断すべきなのでしょうか。
音が最も伝わりにくいのは、鉄筋コンクリート造と言われています。
ちなみにアパートやマンションは、大きく3つのモデルにわけられており、この鉄筋コンクリートの他に木造と鉄骨造(軽量鉄骨含む)などの種類があります。
先ほどもお伝えしましたが、この中でも最も防音性に優れているのが鉄筋コンクリートであり、コンクリートを流し込み、壁を作る事で壁の密度が非常に高いため遮音性に優れています。
この構造だからこそ、普段の生活音が周辺の部屋にまで届く事がほとんどありません。
逆にその一方で一番遮音性が低いのが木造建築となります。
木造は通気性が良いというメリットがあるものの、音も通しやすい為、スマホの音はもちろん、隣人の生活音が聞こえてくる可能性は高いです。
防音性や遮音性を気にするのであれば、木造は避ける方が良いでしょう。
◆鉄筋コンクリートでも侮れない
ただし、近年の建築技術や材料などはどんどん発達してきており、鉄筋コンクリートが一番防音性が高いというものは変わらないものの、昔と比べると木造や鉄骨造の造りでも遮音系の材料を駆使する事でだいぶ防音性には優れてくるようになりました。
ですから、今までのように、木造だからと言ってすぐに諦めるのではなく、材料などにも気を配りつつ検討してみるのも良いでしょう。
そして、逆に鉄筋コンクリートでも安心はできません。
最終的に同じ構造体でも騒音トラブルが起きる事は否めません。
防音性は同じ構造でも全く変わってきます。
窓の構造や材料のレベルによっても、かなりの差が出てしまう物なのです。
ですから同じような間取りや広さでも、お家賃などに差が出る場合は見えないところにお金が掛かっていることがある場合も大いに考えられますので、表面だけの情報で検討するのは注意しておきましょう。
このように防音性の高いマンションやアパートを選ぶ事でより住みやすい生活を送れることには間違いありません。
お部屋探しのポイントとして覚えておいて頂けると幸いです。